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一日一枚:ワンダーランド

今日の朝はちょっと冷え込んだが、日中は日差しが強く心地よい天気だった。階段の踊場に出て空を見上げてみた。iPhoneを取り出し、写真を撮った。妙に立体的で深みのある雲が撮影できた。
子供の頃、雲が一体なんなのか知らなかった。ひたすら雲を観察していたことを思い出す。犬に見えたり、熊に見えたりする雲がおもしろかった。じっと見ていると、思ったよりも早く変化していることに気がついた。雲ってのは綿みたいなものじゃぁないなぁだから金斗雲みたいに乗ったりはできないんだろうなぁと子どもながらにウスウス気がついていた。霧の深い峠で「今雲の中に入ったぞ!」と言われて、ワクワクしたのと、やっぱり曇って綿じゃなかったんだなという失望を同時に感じた。失望と同時に雲の何たるかを知ったような気持ちになり、うれしい感じもあった。
ちなみに好きな雲は入道雲だ。入道雲の根っこがどうなっているのだろうとか、虹の端に向かって歩いてみても一向に虹の端が近づいてこないのはなんでだろうとか。子どもにとってこの世の中は不思議に満ち溢れていた。
でも考えてみて欲しい、大人になった今、いったいどれくらいのことがわかっただろうと。雲が水蒸気でできていて、虹が水滴による太陽光の分光であることを知ったとしても、世界のことを知ったという実感は全く無いだろう。自然の奥深さからしてみれば、子どもの無知とおっさんの知なんて大差ない。
何かがわかったようなフリをしてしまうようなオッサンにだけはなりたくない。自然に対して謙虚な姿勢で臨み、いつでも真実をとらえようとする素直な視線を忘れないようにしたい。
この世はワンダーランド。

Hipstamaticでも撮影したが、今回はiPhone純正アプリで撮影したものをレタッチ無しで縮小だけしてみた。

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