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一日一枚 便利さとひきかえに

あ。一日一枚だったな。
今日撮影した写真じゃないけど。

ポラロイドカメラの写真を初めて見たときのことを覚えている。撮影した結果がすぐ見れるというのは衝撃的だった。
はじめて見たデジタルカメラは大学の先輩が持っていたカシオのQV-10だったが、その当時、QV-10がカメラだとは思えなかった。せいぜいパソコンの入力機器のひとつで、おもちゃみたいなもんだろうと思っていた。
その数年後、ふとネットで見たC-1400Lの写真を見て、これはおもちゃとは一味違うナニモノかだなと感じた。
しかも、デジタルカメラの写真はパソコン上で自由自在に操ることができるというのが感動的だった。これからはデジタルの時代になるに違いないとひとり勝手に確信していた。
デジタルカメラっていうのはすぐに結果が見れてしまうのがメリットのひとつだが、ある意味それが写真の醍醐味を奪ってしまったようなところもあるんじゃないかと思っている。
シャッターをポチッと押すと、写真が撮れるわけだが、すぐさま液晶画面に「今撮った写真はこれよ」って結果を出してくれるわけだ。当然見なければいいし、設定で出さないようにすることもできる。しかし、見れると分かってしまったら見ないとなんとなく気持が悪いわけで、ついつい、チラ見してしまう。そして未練がましく、何枚も何枚も同じような写真を撮影してしまうわけだ。
最近はRAW撮影しかしていない。カメラの設定はほぼデフォルトのままで、撮影の時に気にするのは露出だけだ。そういう撮影をしていると、なんだかちょっといい感じなのだ。さらに単焦点を組み合わせるとズームも出来なくなる。撮影をシンプルにすることで撮影が気持ちよくなる。
多分、物事の本質というのはそんなに複雑な顔をしていない。ひとつひとつはごくシンプルな法則や関係で成り立っている。それを複雑にしてしまっているのは人の雑念ではないだろうか。
風がそよぎ、水が流れる、木が茂り、動物が駆け巡る。
人は過ちを犯し、それを振り返ることで、いったいなにを思うのか。

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