オリンパス、XZ-2下位モデル「XZ-10」

オリンパス、XZ-2下位モデル「XZ-10」
このカメラ、気に入った。
XZ-1, 2のレンズは35mm換算で28-112mm(F1.8-2.5)だったが、XZ-10は26-130mm(F1.8-2.7)になった。広角側にも望遠側にも広がった形だ。特に広角が26mmというのは使い道が広がりそうだ。

仕様を見る限り、XZ-2のようにマクロモードにはシームレスに移行するようだし、1cmまでよれるスーパーマクロも使える。

RAW撮影にも対応しているので、Lightroomなどを使って好みの絵を作りやすい。

720/120fps、432×324ドット/240fpsのハイスピードムービーも撮影できるのはポイントが高い。

重量は221gと比較的軽い。レンズ前には保護バリアが実装されているし、レンズ周りにはコントロールリングもあるので、使い勝手もよさそうだ。XZ-1を小型化しつつ、XZ-2の完成度を継承している感じだ。

撮像素子が1/1.7インチサイズから1/2.3インチサイズへと小型化しているので、大型素子による高画質は期待できないが、サンプル画像をみる限り、画質は結構いいようだ。このくらいの画質をキープしつつ、カメラが小型化し、レンズがグレードアップするなら、小型の撮像素子をチョイスするのもありだと思う。

XZ-1は動画撮影時のAFが相当アホなので、そこが改良されていればいいな。

これはちょっと贅沢なメモカメラとしていい。


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