三本の樹と川と

何度か来たことがある場所でも、時間によっては、ふっと足が止まることがある。

それは単純に被写体がそこにあるということではなく、その時、そこだけにあるいわば空気のようなものとの出会いなのだろう。

異なる温度と温度の間に密度の差が生じ、空気という流体が動く。いわゆるそれを一般的には風と呼ぶ。雲は流れる。そして、それはただ流体力学的に揺れ、水を導管に導き、光合成をしたりする。きっと100年後もそれはただ流体力学的に揺れていることだろう。

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