2014-05-07 三本の樹と川と 写真 何度か来たことがある場所でも、時間によっては、ふっと足が止まることがある。 それは単純に被写体がそこにあるということではなく、その時、そこだけにあるいわば空気のようなものとの出会いなのだろう。 異なる温度と温度の間に密度の差が生じ、空気という流体が動く。いわゆるそれを一般的には風と呼ぶ。雲は流れる。そして、それはただ流体力学的に揺れ、水を導管に導き、光合成をしたりする。きっと100年後もそれはただ流体力学的に揺れていることだろう。