今使っているバッグはWise WalkerのクルージングバッグWY09というやつだ。
Wise WalkerのクルージングバッグWY09 - digistill's blog
ブログによると、購入したのが2007年の5月26日。
5月20日のブログで購入を迷っているようだ。digistill's blog
5月26日のブログに「長く使えそうだ」と書いてあるように、長く使った。思えば、ちょうど7年使ったわけだ。タグの刺繍は擦り切れて判別がつかなくなり、表面はところどころ穴が空いている。しかし、機能的にどこにも不具合がないのはさすが。肩当てのすべり止めが秀逸で、ぴたっと肩に張り付いて安定する。この部分も擦り切れて破れたりしていない。
カメラバッグもいくつか持っているが、結局これがカメラバッグになることも多かった。中には仕切りがないので、レンズ同士が擦れ合い、レンズがすぐに傷だらけになるんだけど、バッグの使いやすさを優先してこのバッグを使ってきた。それだけ使いやすいバッグなのだ。
さすがにみすぼらしくなってきたので、ここ1年ほどずっと次のバッグを物色してきた。バッグ屋の前を通りかかるたびにあれこれ見てきた。しかし、WY09の実用性や信頼度が高すぎて、なかなかこれといったバッグに出会えなかった。
今日、LOFTをうろついてたらPORTERのショルダーバッグが目に留まった。
PORTER BRIDGE | SHOULDER BAG(L) | 吉田カバン | YOSHIDA & CO., LTD.
PORTERのバッグは見た目は好みなんだけど、ボタンやマジックテープの使われ方、ポケットの仕切り方が気に入らないものがあって、なかなか購入には至っていなかった。
しかし、このPORTER BRIDGEのショルダーバッグはマジックテープやボタンが使われておらず、レイアウトが自分の使い方にぴったりマッチした。WY09には使わないようなポケットがあったので、むしろシンプルでいい。
フロントのポケットにマチがあり、ジッパーが布で覆われているので、GRや電池を入れておくのにちょうどいい。
「メイン素材は10号キャンバスにパラフィン加工を施し、さらにバイオウォッシュ加工をした生地」で、DOMKEのワックスウェアに感じが近い。色はブルーかベージュで迷ったんだが、DOMKEに近いし、高級感があるのでベージュを選択した。洗うとチョークマーク(白化)が生じ、味が出てくるのだという。
背面のポケットは軽い防水効果が期待できるようなジッパーを使ってあり、内面にクッション性のある素材を使っている。おそらくメインの用途はケータイやスマホだ。身体にあたる部分なので、ジッパーの持ち手は軽く固定されるタイプだ。こういう細かい配慮がさすがメイド・イン・ジャパンといったところ。
メインの収納部分はA5サイズに対応しており、文庫本や新書、A5サイズの教科書的な本を入れることができる。ジッパー付きの内ポケットと、簡易的なポケットが2ヶ所あるので、ティッシュや定期などを入れることができるので、通勤にも十分使えそうだ。
自分の場合、バッグは見た目よりも使いやすさを重視する。大きすぎず、小さすぎず、収納にも可不足がない理想的なバッグはなかなかない。そういう観点から言うと、このバッグはWY09よりも理想的だ。
耐久性はWY09ほど期待できないような気もするけど、このバッグも長く使えそう。やっと気にいるバッグに出会えた。