最近、LAMYのサファリを使う機会が増えた。コンバーター仕様にしたため、ペンの色は自動的に紺碧になった。カクノのMも紺碧のため、使い分けをしたいと思い、インクの色を変えることにした。
LAMYのインクは顔料タイプらしいので、顔料インクでもオッケーだと思う。顔料タイプは比較的耐水性が高いが詰まりやすいのが欠点らしい。顔料タイプといえば、先日、セーラーのペンクリニックでオススメされた「極黒」だろう。
写真ではわかりにくいけどこの瓶にはリザーバーが付属している。
リザーバーというのは、インクを最後まで使いきれるように工夫された部品だ。下の画像を見ると、どういうことかわかるだろう。
さっそく色雫の紺碧と極黒の耐水性を比較してみた。
紙はツバメ フールス紙。紺碧で筆記してから、インクを極黒に置き換え、極黒で筆記した。極黒で書いてから1分後くらい後に、水を垂らした。下は水で濡れたティッシュで文字を拭いた。極黒に置き換えるために一度水で洗ったので、紺碧で筆記してからは数分が経過していたが、水を垂らすと同時に文字が消えたのにちょっと焦った。雨でノートを濡らしたら、まず判読不可能になるだろう。極黒の方は、まだ完全に乾いていない状態だったと思われるが、ある程度の耐水性を示した。もう少し時間が経過すれば、もっとかすれにくくなるのではないかと思う。
よく見るとツバメノートの罫線も水で消えていることがわかるだろう。これは水性のインクが弾かないよう、水性インクで罫線を引いているからだ。
極黒の箱には「セーラー製の万年筆以外には使用しないでください」って書いてあるので、サファリに入れて使うのは自己責任ってことになる。
ちなみに、自分が持っているサファリは7年前に購入したもので、クリップが黒だ。最近のサファリのクリップは銀色なんだね。
LAMY サファリ ブルー 万年筆(EF) スチールペン先 L14-EF 〔正規輸入品〕
- 出版社/メーカー: LAMY
- 発売日: 2012/12/10
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