わかっている人にとっては当たり前なくらい当たり前のことなのかもしれないが、このことに初めて気が付いた時にはちょっとした発見感があった。
今ではなくてはならない道具となった多色ボールペンだけど、実は大学4年くらいまではあまり好きじゃなかった。というか、ボールペン自体があまり好きじゃなかった。その唯一で最大の理由は、ペン先がカチャカチャうるさいからだ。
しかし、どう考えても多色ボールペンというのは便利なものなのでその誘惑に負け、使ってみた。すると、カチャカチャいう時といわない時があることに気が付いた。
少し観察してみると、こういうことだった。
へたくそな絵で悪いけど、多色ボールペンというのは下のような構造になっている。
上の図がペン先をひっこめた状態で、下の図がペン先を出して筆記するときの様子を表現している(つもり)。ペン芯はスリーブの側面に沿いながら、自身をしならせ、ペン先をスリーブの先から飛び出させる。構造上、極端に書くと、下のような状態でペン先が出てくるわけだ。このとき重要なのは、ペン先の穴のペン芯がある側にペン芯の先端側面が接触しているということだ(なんか定義のあいまいな言葉が羅列していてわかりにくいな・・・)。ま、下の図のような状態ってことね。
よって、下の写真のように飛び出させたペン芯を上側にして筆記するとカチャカチャ音がしない。逆にするとカチャカチャとうるさい。まぁ、やってみればすぐにどういうことかはわかると思う。
多色ボールペンを快適に使うためのちょっとしたテクニックだ。
ていうか、これって常識?ま、いいか。
(;´・ω・)