先日紹介したZOOM707 30周年記念、特別限定品を購入した。「見かけたら買うかも」と書いたけど、正直、ひとめぼれだった。
なにこのさりげないかっこよさ。文房具というより、粋な大人の道具って感じだ。
特別限定品はグリップ部分がゴムではなくて金属だ。表面は細かいサンドブラストを当てたような感じでサラッとしているけど、グリップ感は失っていない。
ZOOM707は書きやすさを損なわなわずにどこまで細くできるかを追求したというだけあって、細いわりに書きにくくはない。試しに細い部分を持つと、この細さで字は書けないなって感じなんだけど、グリップを持つとちゃんと書ける。グリップ部分は6.5㎜であり、この太さが絶妙なんだと思う。ただし、長時間筆記するのに向いているというほどではない。見た目ほど書きにくくないというか、へぇ、普通に書けるなって感じ。
ペンそのものは重くはないが、金属の棒といった密度感と剛性がある。
芯を入れるキャップを外すと、金属の勘合によりキャップが固定される機構であることがわかる。消しゴムはない。
下の写真は左から、パイロット コクーン(限定 万年筆)、パイロット ドクターグリップフルブラック、ZOOM707だ。
実は、あまりにもかっこよかったので、ボールペンの方も注文してしまった。