ステッドラーの900 25に鉛筆を付けたいがために、安い鉛筆を買ってきた。もったいないけど、切って使うためだ。
切って使ったのはコンビニで買ったトンボの8900。
昔ながらの鉛筆で、自分が小学生の頃にはすでにあった。それもそのはず、発売は1945年ということだ。
コンビニで売ってた8900は削ってあるし、樹脂のなかなか実用性の高そうなキャップが付いていてなかなかいいと思った。
昔の鉛筆は筆記時にジャリッとする粒のような黒鉛が混ざってたりしたものだが、そういうのは皆無で、非常にスムーズに書ける。900 25に装着すると、重量と剛性が上がるせいか、芯から伝わる振動が減衰され、滑らかさが一段アップしたような雰囲気で筆記することができた。
ところで、小学校高学年くらいから鉛筆はハイユニをメインで使っていた。親が何箱かは常にストックしてくれていたので、今思えばかなりガンガン消費していたように思う。硬度はHB。シャーペンの芯はBくらい濃く滑らかで好きなんだけど、鉛筆はHBくらいがちょうどいい。なんとなく他の銘柄が気になったので、モノはついでと近所の文房具店でユニスターを購入してきた。
そして、今手元にある鉛筆が4種類。
三菱の9852、uni star、Hi-uni、トンボ8900。
筆記の滑らかさ筆跡の濃さは当然ハイユニがナンバーワンだ。ただ、他の鉛筆が悪いかと言えばそんなことなくて、どれも普通によく書ける。ハイユニとの価格差があるかと言えば、書くという点に関してはないかな。ただ、30年以上なじんだ感覚と、ちょっとだけいいものを使っているという満足感を味わうなら断然ハイユニだ。
こうなってくると、他の高級鉛筆がどんなものが気になってくるんだよなぁ・・・