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PILOT S3 0.5。安価で基本に忠実なすばらしいシャープペンシル。

これまで何度かこのブログにも登場していますが、今回はパイロットのS3を取りあげます。何の変哲もない、おそらく近所の文房具屋さんに必ずといっていいほどおいてある、定番中の定番のシャープペンシルだと思います。

過去ログを確認したところ、わたしがこれを購入したのは9年前でした。あまり持ち歩いていないこともあり、9年前に購入したとは思えない外観。時々手に取ると、9年前に初めて買ったときのことを思い出します。

安価で普通で使いやすいシャープペンシルを一本選べと言われたら、今はこれを選ぶでしょうね。

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定価300円+税

最大径 φ 10.5mm

全長 145mm

芯の太さ 0.3、0.4、0.5、0.7、0.9mm

普通のノック式ですが、チャックは金属なので耐久性は高そうです。

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重心位置はこの辺。

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ペンの重心がどこがいいかは個人差があると思いますが、基本的にはペンを握った時にできる親指と人差し指でできる楕円の中心付近にあるペンが使いやすいように思います。

消しゴムにはピンが付いています。

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芯詰まりした時などに使うものですが、最近のシャープペンシルにはこのピンが付いたものがほとんど見当たらなくなりました。昔は当たり前のようにあったんですけどね。

グリップは樹脂成型した蛇腹状の構造のみですが、グリップ感は悪くありません。このペンが秀逸なのは何と言ってもクリップの位置です。クリップの位置がペン先から離れているので、ペンを回した際の手への干渉が小さいのです。小さい手の人だったら当たらないかもしれません。にくいことにクリップ側に行くにしたがって軸が細くなっているため、グリップ面を基準と考えた場合、クリップのでっぱりは最小限に抑えられることになります。手持ちのシャープペンシルの中では最も手に当たりにくいシャープペンシルです。また、9年前にも書いたのですが、このペンには小さなぽっちがあります。

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これが何ものなのかはよくわかりませんが、自分は、クリップを外した場合の転がり防止のためではないかと推測しています。このような構造を持つシャープペンシルは自分が知る限りS3だけです。成形上偶然にできる構造ではないですから、わざわざ設計しているのは間違いありません。

ペン先の剛性は高いです。ペン先の安定感はぺんてるのスマッシュなどと比較して劣るような部分はないといってもいいと思います。口金の構造は製図用と同じような感じで、段階的に絞り込まれるような形状でスリーブも長いため筆記時ペン先が見やすいのが特徴です。

小さなポッチをはじめ、クリップの位置や軸形状、重量バランス、口金の形状や成形、組み立て精度、材料選定や耐久性など、すべてがバランスよく収まっています。一度はちゃんと使ってみる価値のあるシャープペンシルだと思います。 

パイロット シャープペンシル S3(エススリー)0.5mm 透明ブルー HPS-30R-TL5

パイロット シャープペンシル S3(エススリー)0.5mm 透明ブルー HPS-30R-TL5

 

 

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