無印良品の丸軸万年筆を時々使いますが、最近、キャップが妙に渋くてはまりにくくなってきました。
わたしはこんな時、ボナンザを使います。ボナンザというのは釣り用のフッ素樹脂コーティング剤です。下の写真はスプレータイプですが、このような用途だと液体タイプの方が使いやすいと思います。
ボナンザとの出会いもラジコンでした。すべって欲しいけど、ゴミが付着してほしくない部分などに使っていました。
液体タイプやスプレータイプ等、色々ありますが基本的にはどれも似たような効果が得られます。これをキャップに少しだけ塗ってみたところ、いい感じでスルスルになりました。最初は若干すべりすぎる感じがありますが、1、2日使っていればそれなりにいい感じになります。
ちなみに、わたしはトラックボールの人工ルビーにも時々ボナンザを塗ります。しばらくなめらかな状態が継続します。
ところで、この無印良品の丸軸万年筆、スチールニブの割にかなり書きやすいです。
TWSBIを絶賛しているわけですが、書き味の滑らかさだけで言えば引けを取りません。ある程度適当な筆記角度やねじりで書いてもザリッとした感じが皆無と言っていいほど。リバースライティングはさすがにザラツキますが、超極細で筆記が可能です。
ローレットグリップのあたりが強そうに見えますが、想像よりもなめらかです。ローレットの中には逆に滑りやすいものもあるのですが、丸軸万年筆はいいバランスだと思います。個人的にはローレットじゃない部分の方がグリップ力は強いと感じます。
インクはOHTOのブルーブラックカートリッジを使っていますが、その際の太さは国産のM程度のようです。ボーテックスと比べると若干細い気もします。
↓上から、丸軸万年筆、TWSBI DIAMOND580(F)、PILOT ボーテックス(M)