新ネタではありませんが、最近よく使っている万年筆を集めてみました。
左から
- LAMY サファリ EF
- セーラー プロフィット21 F?(Bからの研ぎ出し)
- TWSBI DIAMOND 580 AL M
- TWSBI DIAMOND 580 F
- プラチナ プロシオン M
- パイロット キャップレス絣 F
- パイロット プレラ(オエステ会バージョン)F
- ペリカン M400 EF
- パイロット カスタムヘリテイジ WA(ウェーバリー)
サファリは書き心地云々よりも、スライドキャップ式である点、グリップが秀逸である点、多少ラフに扱ってもビクともしないかっちりしたニブが魅力的。
セーラー プロフィット21は研ぎ出したり、調整に出したりしながら、次第に自分にフィットしてきました。ペンバランスは一番いいです。これぞ万年筆といった正統派。
(↓説明の順序のため、580とALの説明を逆にしました)
TWSBI DIAMOND 580は台湾で購入しました。スチールニブですが、ニブが大型であるため独特のしなやかさがあります。ペン先もスムーズで、インクフローもよく書き心地は最高です。若干重いものの、ペンバランスもいいです。吸引式で、インクがたっぷり入りますし、インク残量もわかりやすい。欠点は、シリンダーがすごく硬くなることがあること。分解も簡単にできるので、高級グリースにグリスアップすることをおススメします。グリースを変えたら、スムーズになりました。
ALは福山市の「うさぎや」で購入しました。最近はナガサワはじめ、国内でも取り扱う店が増えたように思います。台湾で購入したほうが若干安いですが。MニブはさらにスムーズでGOOD。ただ、グリップ部分は滑りやすく、ALである必要性はあまり感じません。
プロシオンは購入当初、インクフローが若干渋い感じでしたが、使ううちによくなってきました。ペン先はスムーズです。キャップにはスリップシールというインナーキャップが実装されており、インクが乾燥しにくいようになっています。スチールニブですが、しなやかさが出る設計になっています。まずはこれを使いこなすところから始めてもいいのではないかと思います。
キャップレスはいつ書いても心地いいです。欠点が見つかりません。最高。Fなので筆記線は万年筆っぽくはないです。純正ブルーのカートリッジを使っています。インクの乾きもほとんど気になりません。
プレラはカクノやコクーンと同じニブの万年筆です。スチールニブのFは小さい文字を書くのに適しています。このニブを実装する万年筆は完成度、安定度が高く、FでもMでも全く問題がありません。小型なので持ち運びの邪魔にもなりません。
M400は収納時はコンパクトですが、キャップをポストするとすごくバランスのいい万年筆になります。EFといっても国産のMくらいの太さがあります。高級なだけあって、軸の仕上がりはすばらしいです。
ウェーバリーというニブは一見特殊ニブっぽく見えますが、筆記感にクセはありません。メーカー調整したものを購入しましたが、パイロットっぽさは残っており、若干筆圧を加えないと線が細い感じになります。その加減が絶妙で、もっとも万年筆らしい筆記線となります。書き心地だけで言えば、ナンバーワンです。Fほど細くはないですが、通常筆記なら全く問題ありません。万年筆の魅力を簡単に苦労なく味わうならウェーバリーだろうと思います。