正月も最後ということでやってしまいました。
ペン先側から記念撮影。
シャープペンシルは数十本持っていますが、半数近くはぺんてるのやつなんじゃないかと思います。
上の写真に20本、これに加えて箱に入れたままの2本目のオレンズネロ0.2がありますので、全部で21本ですね。記憶にある限り、スマッシュの0.9とグラフ1000の限定版1本をなくしています。(後で調べてみたらスマッシュには0.9は存在しなくて、0.7, 0.5, 0.3の展開でした。ということは、0.7をなくして0.7を買いなおしたのでしょう。結構気に入って使っていたので、なくしたときは焦りました。今持っている0.7も一度洗濯されて口金の根っこの塗装がはがれています、それでも口金が曲がらなかったのは奇跡的です。また、芯のストッパーも固定されていませんし、クリップもなくなってしまっています。ノック部分の蛇腹も硬化して割れています。それでも筆記するには問題がありません。ちなみに、スマッシュは転がりにくいので、クリップを外したほうが断然書きやすくなります。)
アマゾンのグラフ1000のレビューを使ってどの芯径が売れているのか調べてみました。手法としては、レビューを最新からに並び替え、100件あたりの度数を調べました。
結果は以下の通りでした。生データは表で示します。
芯径 | 度数 |
0.3 | 21 |
0.4 | 13 |
0.5 | 52 |
0.7 | 8 |
0.9 | 6 |
サンプル数が100ですので、度数をパーセントと読み替えてもいいです。0.5が圧倒的に人気があり、次いで0.3というのは予想通りでした。次は0.7かなと思っていたのですが、0.4が意外と人気があることが明らかとなりました。
ぺんてるのウェブサイト「表現の道具箱」vol. 72, 73に0.9 mmを愛用している尾形真理子さんというコピーライターの方の記事があります。
この方は芯を2Bに変えて使っているそうですが、デフォルトのHBでも結構柔らかく感じます。0.9芯は使ってみるとわかりますが、意外と使いやすい芯径です。というのも、0.9は芯が減りにくいため、手でペンを回す頻度が低くても芯が尖った部分をキープしやすいです。理想的なクルトガ状態だと線幅0.52 mmとなります。0.7芯の場合、この値が0.4 mmなので、それほど大差がありません。
同じ軸と比べると全ての芯径で性質が違うのがわかります。グラフ1000には特別なギミックはありません。ただ、シャープペンシルとして使うという本質の部分を取り出すと、欠点らしい欠点がありません。わたしもそうでしたが、グリップが若干滑りやすいと感じる場合があるかもしれません。これに関してはしばらく使えば慣れるとも言えますし、好みの問題というしかないです。
シャープペンシルにはいろんなものがありますし、バリエーションも多いです。価格も手ごろなものが多いので、いろいろ使ってみると楽しいです。ただ、最短距離でいいものにたどり着きたいなら、グラフ1000から始めるといいと思います。そこがゴールになる可能性もありますが。
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