1月21日発売のゼブラ「デルガード +2C」が売っていたので、買ってきました。シャープユニットがデルガードになっている多色ボールペンです。価格は1200円+税。
ペンは普通の多色ボールペンより長めです。
重量はリフィル込みの実測で18.4 gでした。それほど軽いわけではないですが、結構軽く感じます。
多色ボールペンにデルガードシステムを実装するために、新たに設計したユニットは従来の1/26(体積比)の大きさということです。長さでいうと、137 mm × 10 mmが41 mm × 4 mmへのサイズダウンです。
上の写真の左上が従来のユニット、右下が+2Cのデルガードユニットです。かなり小さいことが写真からもわかります。
グリップはこんな感じです。
エラストマー素材のグリップに緩い溝が3か所あり、その間にちょっと深くて細い溝が切ってあります。
口金はゼブラっぽいです。
シャーボXの口金の形にそっくりです。
キャップ式のカバーの中に消しゴムがあります。
内部を見てみましょう。
ボールペンユニットはエマルジョンインクです。
シャープユニットは固定方法や形状がシャーボXによく似ています。比較してみましょう。
デルガード +2CのシャープユニットはシャーボXのユニットよりも若干太いですが、ほぼ同じです。ということはシャーボXに入るのではないかと思い、固定してみました。
普通に固定できました。ただ、口金の穴が合わないため、ユニットは出てきませんでした。デルガード版のシャーボXは出してほしいですね。
シャープのノックは普通の多色ペンと同じく、クリップをさらに押し下げる要領で行います。シャープユニットを繰り下げると、デルガードのマークが出てくるのがおもしろいです。シャープのノック感はほとんどありません。
実際に書いてみたとろ、デルガードシステムはちゃんと効きます。ただ、駆動がかなり軽いので、強めに書くとグニグニした筆記感です。小型のユニットでデルガードを動作させるためにこのようなセッティングになったのかもしれません。通常筆記圧でグニグニした感じはほとんど感じないレベルだとは思います。
ただし、口金とユニットの隙間はある程度はありますが、カチャカチャ感はほとんどありません。ボールペンユニットは若干ガタツキがあります。ただこれは、ノックした側を上にすることでカチャカチャ感をなくすことができます(下の過去ブログ参照)。
ボールペンユニットは0.7 mmのエマルジョンで、書き心地がいいです。リフィルはEK-0.7芯です。
是非、シャーボXバージョン作ってほしい!
ゼブラ 多機能ペン 2色+シャープ デルガード+2C ホワイト P-B2SA85-W
- 出版社/メーカー: ZEBRA(ゼブラ)
- 発売日: 2019/01/21
- メディア: オフィス用品
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