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ぺんてる スマッシュ 0.5 限定色

本通りの近くに行く用事があったので、多山文具に行ってみました。

目的は昨日入荷したはずのスマッシュの限定色。0.3は全色買ったのですが、0.5で持っておきたい色があったからです。行ってみると0.3は数本を残してほぼ売り切れ。0.5の限定色もだいぶ無くなっていました。しかし、目的の色は2本ありました。これです。

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この色の0.5を普段使いしたかったのです。きれいです。

最近、改めてスマッシュを意識的に使ってみて、その良さを実感しています。スマッシュのシャープペンシルとしての機能は非常にシンプルです。書きやすくてタフ、ただそれだけなので筆記に集中できます。重心は芯硬度表示窓の上端付近にあります。

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スマッシュは重心位置が絶妙なんです。

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視差のせいで原点がズレてるように見えるので、念のため下に原点付近の写真を示します。

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筆記時のことを議論するので、芯は1 mm出しています。その時、スマッシュの全長は約140 mmです。一方、重心位置はペン先から約70 mm。つまり、重心とペンの軸方向の中心位置がほぼ一致していることになります。また、この位置は筆記時のペンの回転中心位置と一致していることが重要です。さらに、ペンが動くことを考えると、同じ角速度でも回転中心から離れた部分は速度が上がってしまいます。そうすると余計にエネルギーが必要になります。回転軸に対して軸対象な形状でさらにその部分に重心があるものとして代表的なものにジャイロがあります。ご存知の通り、ジャイロは回転させても受け部分にトルクを生じません。安定して回転します。スマッシュがすべての位置で密度が一定なわけではありませんが、ジャイロのような効果が期待できるのではないかと思います。

よく低重心がいいと言われますが、重要なのは、適度な重量、重心位置、その重心位置が自分のペンの握り方で回転中心付近にあるか、また、重心がペンの中央にあるかなどが大切になります。当然、回転モーメントだけがすべてじゃありません。人によっては少しバランスが崩れているものが好ましいと思う人もいると思います。重いペンを使いこなせる人もいれば、軽い方がいい人もいるでしょう。ペンの握り方、筆圧、筆記角度、好みなどで最適と感じるバランスは変わるでしょう。いずれにせよ、人の好みには多様性があるので、こうでなければならないなどと考えるのは早計です。物理的に合理的と思われるものが最適解だとすれば、プロダクトデザインの多様性は失われてしまいます。原則そうだけど、それだけじゃないじゃんってのが現実ではないかと思います。

ところで、パイロットのS20の書きやすさの理由のひとつは芯にあるんじゃないかという気がします。普通、シャープペンシルに付属している芯はHBですが、S20はBなんです。

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そこで0.5のB芯を買ってきました。シャープペンシルの芯は出来るだけ純正で使いたいので、2種類買いました。

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ちなみに手元にある0.5の芯はこれだけあります。

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同じものが2個あるのはご愛嬌です。汗

アインシュタインのBをスマッシュに入れて書いてみましたが、HBとの差は小さいです。それもそのはずというか、アインシュタインは2Bでも結構しっかりしています。それではと試しにネオックスグラファイトのBを入れてみたのですが、S20よりも固めに感じました。同じ芯でも軸によってだいぶ雰囲気が変わるようです。おそらく微妙な持ち方の違いやそれに起因する筆圧などが影響するんだと思います。

ノックをできるだけしたくないのと、細い芯は線が細いので必然的に紙との接触面圧が高くなるため、硬くても濃い筆記線が期待できます。硬い下敷きを使って面圧が逃げないように工夫することで、線を濃くすることもできます。最近は勉強に使う細いシャープペンシルではHBを使うようにしていたのですが、Bも悪くありません。使い分けてみようと思います。

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