グラフギア1000の口金を外すと、内部はこのような構造になっています。
逆さまにして、口金に突っ込んでみると、1段目しか貫通しません。
実はもうすでに1枚目の写真から貼ってありますが、2段目以降に細く切った透明テープを貼り付けてみました。幅は5 mm程度でしょうか。ハサミで適当に細くするだけでいいです。しっぱしいたらやり直せばいいので、そんなに神経質にやらなくてもいいです。
適当に巻きつけてもそれほどシビアではなく、下の写真のように違和感なくペンユニットは口金から出てきます。
こうすることによってカチカチ音はほぼなくなります。
テープを巻くのは最も簡単な改造方法です。ジェルネイルやアクセサリーを作るときのUVレジンも割とうまくいきますが、取れることもありますし、場合によっては何度かやり直す必要が出てくることもあります。
特にコツとかはありませんが、ディスペンサーで切ったギザギザのところは使わない方が作業がしやすくきれいに仕上がります。
また、使うテープはセロハンテープではなくPPテープがいいです。セロハンテープよりも経年劣化が少ないからです。私はスリーエムのものを使っています。
ディスペンサーはいつ買ったのか覚えていないくらい前に買ったものです。替えテープも2個入りを買ったのですが、これも相当前に買いました。ブログによると買ったのは2018年のようです。
2年経過しても新品時と違いがないように見えるので、経年劣化が少ないのがこれだけでも理解できます。
やっと一本目がそろそろなくなりそうです。
テープは本当にたまにしか使いませんが、連絡用の葉書などを机の前に貼り付けたりするのに使いますから、ないと困る文房具の一つです。大きなディスペンサーがあればもっと使いやすいんだと思いますが、頻繁に使わないので引き出しにしまっておけるこの安っぽいディスペンサーの方がいいです。