トンボのモノグラフライトが店頭に並んでしました。
早速試筆してみると、0.5も0.38もかなり書きやすいでした。0.38でも十分に滑らかだったので、0.38の赤と黒を買ってきました。
ちなみに、0.38と0.5の青はヨドバシに注文中です。
モノグラフライトは重量約9.3グラム、長さ約144mmのボールペンです。
少し本体を観察してみましょう。
ペン先とグリップ。
クリップ付近。クリップ上部にはストラップを通せそうな穴が空いています。最近の流行りなんですかね。四角い穴は貫通していませんでした。
全長5.2mmのロングニードルチップを拡大してみました。
長いニードルチップですが、切削加工で作っているため強度が高いそうです。
実際に手にしてみると価格相応という仕上がりです。仕上がりが悪いという意味ではなく、デザインや成型技術はかなりレベルが高いです。また、グリップ感も癖がなくていいです。
ペン先は樹脂ですし精度も高いのでぐらつき感はあまりありません。
筆記感は素晴らしいです。
ボテが少ないのが特徴ということですが、皆無ではありません。しかし、ジェットストリームの0.38と比べるとそのボテが少ないのがわかります。
上の写真は上がジェットストリームの0.38、下がモノグラフライトの0.38です。
最初、軽く擦るように書いて、後半は筆圧をかけて書いています。軽く擦るように書いた部分のボテの出方が全然違います。カスれが少ないのはボールを押し付けるバネがないからだと思います。強弱を出しやすく、筆記感は新油性なのに旧油性のボールペンで書いているかのようです。また、ジェットストリームは針で引っ掻くような筆記感ですが、モノグラフライトの0.38は不思議と滑らかです。
インクの濃さはジェットストリームに分がありますが、トータルのバランスはモノグラフライトの方がハイレベルだと思います。
ジェットストリームのライバルインクは各社から出ていますが、モノグラフライトは頭ひとつ飛び抜けていると思います。
これをきっかけに新油性インクの新たな戦いが始まるのではないかと思います。
若干残念なのは本体価格が180円と少々高めであることと、インクが少なめなことです。
上の状態で新品です。誰か使った?ってくらいインクが少ししか入っていません。
もしかしたら、ペン先の耐久性がそれほどなくて、自信がないのかな?
しばらく使ってみます。
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リフィルはサラサとかと互換性ありますね。
サラサとかユニボールワンの軸がそのまま使えます。
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