文具王の動画を見て、なるほどと思ったことがあったので、メモしておきます。
以前、Acro500のペン先にブレ留めのようなパーツがあると書きました。
しかし、このメインの理由は多色ボールペンのリフィルを使うための工夫だというのです。
通常、細いタイプを先端バネ方式で固定しようとすると、リフィルの先端部分に突起が必要です。
上の写真は上がAcro500のリフィルで、下がスタロジーの油性ボールペンのリフィルです。下のリフィルに突起があるのがわかると思います。しかし、上のようなリフィルだとバネを受ける部分がほとんどありません。
先端バネ式にするためにはリフィルを受けるパーツが必要なわけです。
ペン先と樹脂の段差が使えないことはありませんが、そこを使うとバネのストロークが稼げません。というわけで、リフィルを受けるパーツが必要なんですね。
多色ボールペンのようにリフィルを後端で固定する方法もあると思いますが、単色ボールペンではあまりそういう方式を見かけません。
ちなみにバネと受けパーツの重量は合計で0.34 g。
口金の重量は2.18 gです。
試しに、バネを外して無理矢理書いてみたところ、それでも先端のブレはあまりありませんでした。口金の寸法がいいんだと思います。
ネット上のアクロ500の評判ですが、まずまずといったところみたいですが、私は好きです。手帳用としてはかなりいいと思います。デザイン、大きさ、質感、価格のバランスがいいです。手帳用のペンは無くす可能性がかなり高いので、500円くらいが自己満足感とリスクヘッジのバランスがいいと思います。長期筆記用ではないと思いますが、そういう使い方でも問題ないでしょう。
ちなみに、下の記事で、バネの直径が一定じゃないものを使っているペンがあると書きましたが、その時にはどのペンかわかりませんでしたが、わかりました。
これです。
OHTOのアメリカンテイストでした。
これもなかなかいいボールペンです。この質感で500円程度で買えるので、お買い得です。