最近、オレンズネロの0.5を多用しています。
オレンズネロの自動芯出し機構は原理的にどうしてもガイドパイプと紙との摩擦が生じます。書き心地といっても、いろんな要素がありますが、滑らかさという点においては芯を出して書く普通のシャープペンシルよりも劣ります。書き心地を重視するなら、スマッシュやS10などが優れています。スマッシュとS10の0.7は名品だと思います。0.7は芯が折れにくく、ノックの回数が減るのが最大のメリットです。その割に線の太さにも違和感が少ないので、使い勝手のいい芯径です。
オレンズネロを使いこなすコツは2つあります。
- 筆記角度を大きめにすること
- 時々ペンを回転させてあげること
あと、下敷きなどを使って、紙面を硬くするのも有効です。
最近、集中的にオレンズネロを使っていて新たな発見がありました。
オレンズネロを使い続けていると、オレンズネロの使い方のコツが自然と身につくと同時に、筆記線のクセにも慣れてしまいます。つまり、オレンズネロを使いこなす最大のコツは、使って慣れることと言えるでしょう。
芯が折ず、ノックもしなくていいというのは、勉強するのにすごく適しています。ノックが大変だと思ったことはありませんが、しなくて済むならしない方が楽です。
オレンズネロには0.2や0.3もあり、こちらも使い慣れるといい道具になります。しかしながら、特に0.2は芯の減りが早く、芯を交換する頻度が上がってしまいます。一方、0.5だと芯の交換頻度も下がるので集中力を妨げません。