この0周年限定モデルの写真を見ていたら、クリップの形状が気になりました。
「あれ、こここんな構造なんだ・・・」と思いながら、ブルーのケリーを見てみたら、こんな感じでした。
違いわかりますか?ちなみにCDTのモデルはこんな感じ。
先端の形状が少し違うのがわかると思います。
ブルーのケリーを買ったのは2014年11月です。他の手持ちのを確認したところ、CDTと同じような形状になっていました。
改めてケリーを観察すると、部品の仕上がりのよさや設計のよさ、組み立てのよさを実感します。変なガタつきとか、ここはこんな風だったらもっといいのにと思う点がほとんどありません。道具として完全に完成しています。もちろんコストをかけられるならもっと手を入れる部分はあるでしょう。ただ、それで値段が倍になっては意味がありません。実用品として完成の域に達していると感じさせる数少ないモデルです。
定番モデルなら実質1000円程度で手に入ります。長年継続して作っているからこそ、この品質がこの値段で入手できるんだと思います。一本は持っていて損のないシャープペンシルだと思います。