クルトガ ダイブ 予約完了 これはいろんな意味でダイブすごいシャーペンかも

数日前、Twitterを見ていたら突如現れた謎の高級シャープペンシル「クルトガ ダイブ」。

公式ウェブサイトにも情報がなく、一部の店舗が数量限定で販売するという。また、ハンズなどでは予約、取り置きなど一切出来ず、入荷日も正確にはわからないなど、謎が多いシャープペンシル。しかも、価格が5500円という高額なのも驚きです。

kobe-nagasawa.co.jp

機能として私が着目しているのは自動で芯が出てくるという点です。オレンズネロなどのようにガイドパイプの動きで芯を出すのではなく、クルトガエンジンの上下の動きを利用して、芯をちょっとずつ出すという仕様です。筆圧が人それぞれ違うので繰り出す量を5段階に調節できるようです。

シャープペンシルのノックは地味に面倒なので、基本的に私は、HBの硬い芯を使ったり、0.7の太い芯を好みます。ドクターグリップのようなフレフレ機能があるとより良いです。もちろん、オレンズネロなら完全にノックという動作からは解放されます。しかしながら、オレンズネロは原理上、ガイドパイプが紙に当たるため、若干書き心地が悪いのが欠点です。

さて、クルトガダイブに戻りましょう。例えば、自動繰り出し量をaとして、筆記による芯の減りをbとすると、a = bの時にはノックの必要が全くなくなります。a < bの場合にはいつかは芯がなくなってノックする必要が出てきます。逆にa < bの場合には芯が出過ぎてしまうことになります。その場合には出過ぎた芯を引っ込める必要があるでしょう。さっきも言ったように、a = b、つまり、a -b =0ならノックの必要性は無くなりますが、そうはならないと思います。芯の繰り出し量の調整でa -bを限りなく0に調整してしまえば、一画あたりのa - bは正の値を取ったり、負の値を取ったりしながら、結果的にa - bがゼロに近づく可能性はあります。もしも、気分による筆圧の違いでa - bが0よりだいぶずれてくると、芯を戻したり、ノックしたりする必要が出てくるでしょうが、その時は繰り出し量の調整ダイアルで繰り出し量を調整するといいかも知れません。

当たり前のことを長々と書きましたが、クルトガダイブはオレンズネロのように無調整で完全にノックから解放されるようなシャープペンシルではないと思います。ただし、ある程度、調整をしてしまえば、a - bが正規分布に従い正や負の数を取るとするならば、最終的には平均がゼロになるのではないかということを期待しながら、限りなくノック数を減らすことのできるシャープペンシルになるのではないかと考えられます。

そのほかの機能については上のリンクを参照してください。

多分、来週届くと思うので、またその時に検証してみます。

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