ケリーを初めて手にしてからもうすぐで10年になります。
気がつくと10本のケリーが手元にありました。そして、11本目のケリーがこれです。

今しか手に入らない貴重な限定色!ではなく、標準ラインナップの中の一本、オリーブグリーンです。
ケリーのホームページを改めてみていると、オリーブグリーンの色がすごくキレイに見えてきたので、店頭に探しに行ったのですが、見つかりませんでした。
ヨドバシで注文したのが、届きました。
現物をみると、かなりキレイなグリーンです。
ウェブの画像は見る環境によって違って見えるので、なんとも言えませんが、私のMacで見ると、上の画像はちょっと色が濃すぎます。
下の画像の明るく光った部分に近いところが、現物の色に近いです。

オリーブグリーンといえばオリーブグリーンですが、どことなく気品のある明るめの金属光沢のある色です。
Pentel 5と書いて、限定ケリー3500円ってなってても買うと思います。
CDTケリーに匹敵する品の良さがあります。

下の写真は10年前に購入したケリーです。

日々酷使しているわけではないですが、それなりに使ってきたペンです。にもかかわらず、驚くほどきれいです。
買ってすぐに会社の椅子で踏んづけて、傷がついたときは、ちょっとケリーの塗装は弱めだなぁ・・・と思ったのですが、それ以外の目立つ傷がいまだについていません。


ケリーの魅力はなんだろうとここ数日考えていました。
使いやすいシャープペンシルやお気に入りのシャープペンシルはたくさんありますが、好きなシャープペンシルナンバーワンはケリーと言ってもいいと思います。
実用的にはキャップでペン先が保護できるので持ち運びしやすいです。ただ、それが好きな理由ではなさそうです。
結構大きい比率を占めているのは形です。私は道具の形にすごく本能的な興味があって、カメラやペン、車を眺めるのが好きです。ケリーは見てて飽きない形をしています。でも、それも決定的な理由ではなさそうです。
ペンとして完璧かというとそうでもありません。特にクリップが手に当たるのでそこはマイナスですらあります。
あえて現段階での結論を出すとしたら、それは「カチッ」という音かもしれません。
ケリーのキャップは非常に造りが良くて、開け閉めするときに、カチッという精度の高い小気味よい音がします。このカチッという音が、ケリーの作りの良さを象徴しています。
ケリーは53年かけて完成の域に達したと言えます。もちろん、プロダクトの力もあると思いますが、そこに関わる人の努力も見逃せません。
私の手元にはすでに一生分を越えるケリーがあります。この先、いろんなシャープペンシルとの出会いがあると思いますが、ケリーはずっと私のそばにあり続けるんだろうと思います。