会社のペントレーに置きっぱなしになっていたS10を久しぶりに手にしました。お気に入りのシャープペンシルはたくさんありすぎるんですが、お気に入りとひとことで言っても、いろんな側面があります。大きく2つに分けると、見た目、手にした時のしっくり感があります。このふたつにもいろんな要素が絡むので単純ではないです。
S10はどちらかというと手にした時のしっくり感が抜群です。
私が持っているのが限定色でクセが強目ということもありますが、見た目は結構独特です。

ペンの半分くらいあるんじゃないかという巨大な金属ローレットグリップがその独特さを決定づけています。ぱっと見、くどいし、長時間使うと手が痛くなりそうだし、重くて手が疲れそうな感じを受けます。
ただ、手にした瞬間そのファーストインプレッションは覆されます。小一時間も使えば、直感は確信に変わります。
グリップの径は10 mm前後でちょうど良く、ローレットのおかげでしっかりとしたグリップ感があるにも関わらず、長時間使っても痛くなる感じはありません。人によっては少し重いと感じる人がいるかもしれませんが、個人的にはペンの重量や重量バランスが理想的です。Sシリーズに共通の特徴ですが、クリップの位置、大きさ、クリップ位置が少し細くなっている軸形状も素晴らしいです。
また、ギミックが全くない質実剛健な仕様も魅力的です。車もそうですが、シンプルな美しさのある道具ほど耐久性が高いです。逆に見た目ばかりですぐ壊れるようではいい道具とはいえません。好みは人それぞれですが、私はいい道具が好きです。
Sシリーズには3, 5, 10, 20があります。3はオールプラスチック、5はラバーグリップ、S10は巨大ローレット、S20は外装が木製(樹脂含浸カバ材)です。どれもそれぞれに良さがありますが、シャープペンシルに関してはS10が頭ひとつ飛び抜けています。