小学校の頃はトンボの8900をよく使っていた記憶があります。芯の濃さはF。
好きで選んでいたわけではなく、家にたくさんあったからそれを使っていました。
中学校になりみんなはシャープペンシルを使い始めたんだと思いますが、私はずっと鉛筆を使っていました。
中学になると親がハイユニを買ってくるようになりました。いくらくらいする鉛筆なのか考えたこともありませんでしたが、プラスチックの容器に収まる鉛筆を使うのは気分がいいでした。昔の鉛筆は芯がよく折れましたが、ハイユニはそういうことがなかったように思います。
鉛筆を使うこと自体にこだわりがあったというわけではないんです。当時は、なんとなく、勉強は鉛筆を使ってするものと思い込んでいました。
毎日、勉強が終わると鉛筆を尖らせて、ペンケースに収めるのが当たり前だと思っていました。試験前は特に念入りに準備をしていたのを思い出します。

以前、ユニスター、ユニ、ハイユニの違いがわかるか試したことがありましたが、なんとなく気になってまた比較してみました。
正直、ブラインドテストでどちらか一方だけ渡されても当たる自信はありませんが、比較するとやはりハイユニの方が筆記時の振動が小さく感じます。
しかし何より、見た目の違いからハイユニの方が落ち着きます。
芯の濃さもHB、B、2Bと試してみましたが、HBが一番しっくりきます。サッと書くだけなら、Bとか2Bの方が筆跡が濃くていいんですが、長時間使うとなると芯が減りにくいHBの方が使い勝手がいいです。
高級な鉛筆に慣れてしまってそれしか使えなくなったかというと、そういうわけではなくて、トンボの8900は今でも使っています。
多分、子供の頃から慣れ親しんでいるかどうかがポイントなんだと思います。
そんなにいろんな鉛筆を試したわけではないですが、ブラックウィングの602の柔らかい筆記感も好きです。スタンダードプロダクツに売っている北星鉛筆のクラフツマンペンシルも筆記感が柔らかめで好きです。
ハイユニのHBはどちらかというと筆記感は硬めです。しかし、筆記時のザラつきが少なく、筆記線もシャープでしっかりしています。理系の計算とかをするなら、ハイユニのHB一択です。
シャープペンシルの芯も最近はだいぶ良くなっています。しかし、常に細く書けるのはシャープペンシルのメリットである一方、鉛筆との最大の違いがそこにあります。
鉛筆は使えばどんどん芯が太くなり、線も太くなります。適度に先端が丸まった鉛筆は使い心地はシャープペンシルには出せない味がある気がします。

シャープペンシルと決定的に違うのは、鉛筆は、使えばなくなります。インクがなくなるとか、芯がなくなるとかそういうレベルではなくて、ペン自身がいずれなくなるような使い方で使われます。
いつ削るのか、どんな道具でどんなふうに削るのか、どこまで使い続けるのか、そしてそれを捨てるのか取っておくのか。実は結構いろんなことを考えながら使われる道具でもあります。