昨日、F-701について書きましたが、次はM-701です。
M-701はF-701のシャープペンシル版みたいな感じなんだと思います。

F-701は軸のノック部付近が金属化されましたが、M-701は樹脂のままです。

樹脂のままなのになんで買ったかというと、シャープペンシルとボールペンではこの辺の構造というか役割が全然違うからです。
ボールペンの場合、ノック用のバネの反力を軸後端の部品で受けるような構造になっていました。その部品はネジでねじ込むタイプなので、基本的に簡単に壊れるはずはないのですが、ねじ山がすごく浅いネジだったため、壊れたんだと思います。ねじ山が浅いと精密さは向上すると思いますが、強度が弱くなるという欠点があります。これは設計ミスだと思ったので樹脂版のF-701は欲しくなかったんです。
しかし、シャープペンシルの場合、この部品の役割は内部構造を保持するだけで特にバネによる反力がかかったりしないため、問題ないと判断しました。
M-701もF-701に負けず劣らずソリッド感万歳です。海外向けの製品らしく、芯径は0.7 mmです。
シャープペンシルの最大の弱点はガイドパイプだと思いますが、M-701はガイドパイプが口金と一体型になった珍しい構造です。

北星鉛筆の大人のシャープペンシルが同じような構造になっています。
厳密にいうとガイドパイプというよりガイドパイプ的な構造をした口金と言ったほうがいいのかもしれません。パイプ部分の肉厚が厚くなるので若干視界は悪くなる傾向ですが、実用的な問題はほとんどありませんし、何より丈夫さが格段に向上します。M-701のキャラクターに合っていて好感が持てます。

芯を入れるところはこんな感じで、一般的なシャープペンシルと同じような感じです。
最近お気に入りのステッドラーの925 25-05と比べてみます。

925 25-05は軸がアルミでできていて全体的に白っぽく高級感があります。一方、M-701は軸全体がステンレスでギラギラと輝いています。金属といえばこんな感じ的な無骨さがあります。

グリップも分厚く、内部構造はネジでしっかりとグリップにねじ込まれています。ちょっとやそっとじゃ壊れませんよというやる気を感じます。
ローレットを比較してみます。

書こう書こうと思っていて、ずっと書いていなかったのですが、最近、シャープペンシルは925 25-05を中心に使っていました。使えば使うほど925 25-05は使いやすいシャープペンシルだということを実感しています。ロングセラーであることがわかります。925 25-05のグリップは限定版の塗装されたグリップよりも食いつきがよく好感触です。かといってローレット自体はきめ細かいため、当たりはそんなにキツくありません。私が確認する限り、個体差もそれほど大きくなくて好感が持てます。
M-701のローレットはザ・ローレットと言った感じのデザインです。こちらのローレットの出来もなかなかいいです。デザイン性は925 25の方が高いですが、性能的に劣ることはないです。
ちなみに、重量はM-701が19.7 g、925 25-05が17.0 gです。M-701の方が2.7 gほど重いです。また、グリップはM-701がφ10 mm、925 25-05がφ8.7 mmです。M-701の方がガシガシ書くのに向いていて、925 25-05は文字をカリカリ書くのに向いている感じがします。ただ、それは比較すればの話であって、特に大きな意味はありません。
どちらも基本的に経年劣化で機能を失う部分がほとんどないので、ちゃんと使えば5年、10年と長く使えるんじゃないかと思います。