SofirnのST10を買いました。

先日、Oclip Proを買った時におまけでついてきたi3E EOSを使ってみて、乾電池式のLEDライトは災害時に十分に役立つと感じました。

i3Eにはモード切り替えがなく、オンで90ルーメンのフル点灯となります。もう少し暗いモードでより長い間点灯させることがいいのにと思っていたら、ちょうどいい製品を見つけました。
よく見ているYouTubeチャンネルでクリップ系ライト3種(Oclip ProとSofirn ST10、Wurkkos HD03)の比較動画がありました。
それぞれの個別レビューなどを見て、Sofirn ST10が内蔵のバッテリーを外せることを知りました。しかも、リチウムポリマーバッテリーだけでなく、ニッケル水素やアルカリ乾電池も使えるようです。
LOWが10ルーメンで、1ルーメンのムーンライトモードもあります。ムーンライトモードはかなり暗いモードですが、暗闇の中ではかなり目視性が向上します。
充電式の方が性能は高く、普段使いにはコスパも優れています。しかし、当たり前ですが、充電できない環境ではバッテリーを使い切ったらそれ以上は使えません。一方、乾電池は必要なだけ持っておけます。数年間保管できるような電池もあるので、ストックしておくこともできます。災害対策としては、乾電池が使えて、そこそこ暗い出力のできるLEDライトがあると便利だと思います。
電池の管理としては、ある一定以上のストックは常に持つようにして、古いものから日常使いして消費していくのがいいと思います。単三や単四はリモコンとかでもよう使うサイズなので、そのような乾電池で光るライトがいいと思います。
重量はOclip Pro 53 g、ST10 69 gです。寸法もST10が一回り大きい感じです。
耐落下高さはOclip Proが1.5 m、ST10が1 mです。ST10は重いですし、電池交換のためのネジがあったりして、落下の衝撃には弱いんだと思います。
防水レベルはどちらもIPX6です。このくらいであれば雨でも安心して使えます。
電池容量はOclip Pro 580 mAh、ST10 900mAh(14500 battery使用時)です。ST10の方が容量が大きいですが、大切なのは発光モードとのバランスです。容量が大きくても無駄に明るくてすぐに電池が切れるようでは、良い設計とは言えません。
さて、ST10とOclipの各モードを下に示します。



用語や点灯時間の表現が統一されていないので、下にまとめました。
まとめる項目はフラッド、スポット、レッドライトに絞り、点滅モードは省きました。また、ST10のデータには光量低下時の明るさや時間がが書いていませんが、ずっと表記の明るさが持続するわけではありません。
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フラッド |
|
|
|
|
|
|
Oclip |
|
Sofirn ST10 |
|
|
|
lm |
Time |
lm |
Time |
|
TURBO |
500 |
1min |
500 |
1h20min |
|
|
300 |
50min |
|
|
|
|
100 |
30min |
|
|
|
HI |
300 |
1min |
300 |
1h30min |
|
|
180 |
100min |
|
|
|
|
100 |
10min |
|
|
|
MID |
100 |
3h30min |
75 |
4h |
|
LOW |
10 |
27h |
7 |
45h |
|
MOONLIGHT |
1 |
6days |
- |
|
|
スポット |
|
|
|
|
|
|
Oclip |
|
Sofirn ST10 |
|
|
|
lm |
Time |
lm |
Time |
|
TURBO |
380 |
1min |
1000 |
1h20min |
|
|
240 |
50min |
|
|
|
|
84 |
30min |
|
|
|
HI |
240 |
1min |
330 |
1h30min |
|
|
151 |
100min |
|
|
|
|
84 |
10min |
|
|
|
MID |
85 |
3h30min |
100 |
4h30min |
|
LOW |
9 |
27h |
10 |
35h |
|
MOONLIGHT |
1 |
144h |
1 |
150h |
|
レッドライト |
|
|
|
|
|
|
Oclip |
|
Sofirn ST10 |
|
|
|
lm |
Time |
lm |
Time |
|
HI |
40 |
4h |
100 |
1h |
|
MID |
- |
|
45 |
1h15min |
|
LOW |
4 |
29h |
3 |
27h |
最大光量はST10のスポットモードの1000ルーメンですが、わたしが重要だと思うのはMIDモードです。
フラッドモードのMIDは、Oclip Proが100ルーメン、3時間30分です。ST10は75ルーメン、4時間です。
スポットモードのMIDはOclip Proが85ルーメン、3時間30分です。ST10は100ルーメン、4時間30分です。
どちらもこのくらい光ってくれれば十分というレベルです。
レッドライトはST10のハイモードが100ルーメンとかなり明るいですが、点灯時間が1時間と短いです。釣りの時にはOclip Proの40ルーメン、4時間の方が使い勝手が良さそうです。
さて、同梱物を確認してみましょう。

本体、取説、充電ケーブルにストラップ、そしてOリングのスペアが2つ入っていました。ST10は電池を取り外せますが、そのスクリューにOリングが使われています。

電池はリチウムポリマーバッテリーで型番は14500です。14は直径、50は長さ、最後の0は丸型という意味です。バッテリーとしては、ニッケル水素やアルカリ乾電池が使えます。間違ってアルカリ電池などを充電したりしないようにということだと思いますが、本体にはケーブル端子がありません。電池にUSB Cの端子があるのでここから直接充電することができます。

外観を観察してみましょう。




素材や加工はOlightの製品に通ずるものがありますが、よく見ると加工や仕上げが荒いというか、小傷が所々に見られます。Oclip Proにはそういう部分がなく、仕上がりはMac Book並だと思えるほどです。
ST10はボタンがラバー素材ですし、おそらくレンズカバーもプラスチックです。クリップを広げる時に指がライトのレンズにかかるなど、設計の甘さも気になるところです。とはいえ、高級感は十分にありますし、致命的な欠点もありません。
操作性はOclip Proの方が簡単ですが、慣れればボタンアクションだけでモードを切り替えられるST10の方が楽に操作できます。
Oclip Proと外観の比較をしてみます。



次はPerun 3 miniにも入ってもらいましょう。

サイズや重量感はPerun 3 miniに近い気がします。
配光ですが、ST10のメインライトはスポットというより、中央が明るめのフラッドライトといった感じです。ターボモードは1000ルーメンありますが、中央付近はOclip Proの方が明るく感じます。Perun 3 miniと比べてもスポットらしくないです。ターボモードが一番強力に感じるのはPerun 3 miniです。
ST10はフラッドライトもどことなく中央が明るめです。Oclip Proの方が均一度が高い気がします。
Oclip Proの方がメリハリあるので配光の違いを使い分けることができます。ST10はそれほどメリハリがありませんが、すっきりとした配色や配光のため、クセがなく使いやすいと思います。
しばらく使ってみて気がついたことがあります。Olightのライトは電池が消耗すると、割と早い段階でターボモードが使えなくなります。しかし、ST10はバッテリー残量が30%を切ってもターボモードに入ります。長時間継続して使うならOlightの仕様の方がいいですが、明るさを重視したい場合はST10の仕様の方がいいと思います。
Oclip Proの地味に便利なのがスポットにもフラッドにもムーンライトモードがあり、ムーンライトモードもメモリされます。ベッドサイドのライトとして使うにはこの仕様が便利なんです。ST10はメインのスポットライトにしかムーンライトモードがない上に、電源を落とすとワンクリックで電源を入れるとムーンライトでは開始されません。ムーンライトに入れるためには常に長押しONする必要があります。
価格差や電池交換の利便性を考えれば、一般受けするのはST10かもしれません。ボタンが金属になって、レンズがガラスになればワンランク上のライトになるような気がします。
Perun 3 mini、Oclip Pro、Sofirn ST10を使い比べてみて、ミニライトの世界を十分に堪能できました。釣りのメインライトはPerun 3 mini、防災&EDCはST10。どちらの用途もこなせるOclip Proは万能タイプといった感じがしました。
***
追加メモ
Oリングのサイズは線径が約1 mm、外径12 mm、内径11 mmでした。Oリングの規格を見ると、SS-100が一番近いです。材質はよくわかりませんが、NBRくらいでいいと思います。こういうのはホームセンターで探すか、Oリング専用サイトみたいなところで手に入るでしょう。おそらくものより送料の方が高くなると思います。今度、ホームセンターで探してみましょう。