万年筆は鉄ペンより金ペンの方が偉いような気がしますが、私は基本的に差がないと思っています。鉄でも金でも、いいものはいいし、イマイチのものはイマイチです。
下の写真は、上からTWSBI DIAMOND 580、パイロット コクーン、LAMY サファリ、パイロット プレラです。
TWSBIは7年前に台湾の小品雅集で購入したものです。
思い出も去ることながら、この万年筆は普通に出来がよく、書きやすいです。特筆すべきは機密性の高さで、数ヶ月放置しても全く乾いた感じがしません。キャップを外すとすぐ書けます。ニブが大きめで、筆記感が柔らかく、高級感があります。
パイロットの鉄ペンは非常に安定しています。コクーンよりもライティブが好みですが、ライティブはキャップが壊れてしまったので、信頼性に若干疑問があります。プレラは何本か持っていますが、ハズレがありません。カクノ、コクーン、ライティブ、プレラあたりはニブが基本同じです。生産数や生産年数も長いため、非常に品質が安定しています。
サファリはEFですが、このサファリが個人的には一番使いやすいです。長く使っていますし、ペンクリニックで軽く調整してもらったりしています。書き心地は極上です。EFの前に使っていたFのサファリの書きごこちもよかったのですが、それを超えてくるくらいに育ってきた感じがあります。
万年筆は時々洗浄する必要があるらしいのですが、私は普段使っている万年筆は基本洗浄しません。洗浄するのは使用頻度が低く、放置しすぎて、ドライアップした場合ときや、しばらく使う予定がなく、インクを抜く時とかです。もちろん、洗って悪いことはないですが、もっと気軽に使っても問題ないと思っています。