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ドクターグリップエースはワンノックの繰り出し量が少ない

ここ数日、ドクターグリップエースばかり使っています。

You Tubeなどでドクターグリップエースの評判を調べてみると、どちらかというとネガティブな意見が多いように思います。

デルガードがかなり折れにくいため、折れないという性能だけに着目すると見劣りしますし、ペン先が動きすぎるのが気持ち悪いという意見が多いように思います。

わたしも最初に書いたとき、ペン先がちょっとガクッと動く感じが気になることがありました。前回のブログにも書きましたが、下の部分にグリースを塗ると動きはじめの挙動が改善されます。フッ素グリースのような高性能なグリースを割とたっぷりめに塗るといい感じになります。

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ドクターグリップエースはかなり芯が折れにくいのは間違いないですが、折ろうという気持ちで筆記すると折れます。わたしはドクターグリップエースは折れにくさだけで評価するシャープペンシルではなく、むしろ、筆記時の衝撃を逃しながら書くところに真骨頂があると思います。

ドクターグリップエースは芯を出しすぎた状態で無理な筆圧を加えると芯が折れます。芯の出し過ぎを防ぐためか、芯の繰り出し量が少ないです。

20ノックしたときのドクターグリップエースとフルブラックの繰り出し量はこんな感じです。

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結果は

エース:11 mm(0.55 mm/ノック)

フルブラック:15 mm(0.75 mm/ノック)

でした。約30%ほど繰り出し量が抑えられていることがわかりました。

 

カインズ 電池式卓上クリーナー

机の上の消しゴムかすの掃除の道具は何を使っていますか。

これまで小さな掃除機やブラシなどを使ってきましたが、最近はミドリのミニクリーナーIIを使っていました。

digistill.hatenablog.com

小さくて電池も必要ないのに、割と実用的に使えるので、ほぼ毎日のように使っています。

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カインズに電池式卓上クリーナーが売っていたので買ってきました。

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税込598円です。電池は付属していません。

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単三電池を2本使います。

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裏側はこんな感じです。

分解したわけではありませんが、130モーターにシロッコファンを直付けしたような構造です。非常にシンプルな構造なので、モーターが壊れない限りは駆動部で壊れる部分がありません。自己責任にはなりますが、モーターが壊れても入れ替えればまた使えると思います。

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フィルターは樹脂でできたきめの細かいものになっています。

動作させたときの様子を動画で示します。カバーをつけずに動作させると危険なので真似しないでください。

www.youtube.com

結構な勢いで回転します。例えば、一般的なFA-130RAモーターは無負荷で8600 rpm、適正な負荷時の回転数が6500 rpmとなっています。

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内部のカバーが若干浮いていて、作り自体は値段相応といった感じです。ただ、この隙間は吸引する性能に影響を与える部分ではないです。単にカバーの成形精度が悪くて歪んでしまっているんだと思います。

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上部にある透明カバーは取り外すことができます。3種類の装飾用の紙が入っています。自分で自作すればお気に入りの絵柄にすることもできます。

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背面には吸い口と放射状に配置されたブラシがあります。この手の卓上クリーナーでは一般的な構造です。回転時に吸い口に手を突っ込むと危険です。ただし、ファンに手が当たるような構造にはなっておらず、ポッチがあり、奥深くに指を突っ込むのが難しい構造になっています。

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重量は乾電池2本を入れた状態で178グラムです。

大きさ的にはポストイットのカラーキューブくらいの感じです。

動作時の動画を紹介します。


www.youtube.com

消しゴムかすを吸うという点に関しては実用性十分です。取り残しもほとんどありません。吸い込む時に吸ったものがファンにあたり時々音がすることがあります。

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ゴミは底のトレイに溜まります。フィルターにはそれほど付着していませんでしたが、時々はフィルターの掃除もしてあげた方がいいと思います。

パッケージにこのような保護材が入っていますが、これは捨てずに使うことにしました。

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これを使えばブラシが直接机に当たることがなくなり、傷みにくいと思います。

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これは安くていい買い物をしました。

他にも色々似たような商品が存在します。充電式であったり、アダプターをつけてキーボードの掃除ができたりといろんなものがあるようです。基本的な性能はシロッコファンの形とモーターの大きさで決まると思うのでもっと強力なものが欲しければ大きなモーターを実装したものを選ぶといいと思います(どう調べるかという問題もありますが)。ただ、消しゴムのカスを吸い込むだけなら今回紹介したような安いもので十分だと思います。

 

 

 

しなやかな書き味 ドクターグリップ エース

最近、改めてドクターグリップの良さを再認識しているところです。この流れでドクターグリップ エースは外せないということで買ってきました。

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ドクターグリップ エースには4つの機能が備わっています。

  1. 疲れない ドクターグリップ
  2. 折れない アクティブサスペンション
  3. 芯がなくなることを知らせる ラスイチサイン
  4. 芯を振って出す フレフレ機構

重量は21.6 gです。フルブラックが19.7 gなのでフルブラックよりも少し重めです。

ここでドクターグリップのラインナップを少し並べてみましょう。

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上から

エース

フルブラック

Gスペック 0.9

CL プレイバランス

オリジナル

グリップはドクターグリップと同じ形状です。ただし、二層構造ではなく一層構造です。ドクターグリップにしては硬めですが、私はむしろ硬めの方が好きです。多機能ペンの4+1も一層構造ですし、最近出たばかりのプレイバランスも重りを入れた部分は結構硬いです。私はドクターグリップ エースのグリップの硬さには理由があると推測しています。また後で触れます。

アクティブサスペンションは芯が折れないだけでなく、筆記時の衝撃を最大50%減少させる機能があります。ペン先の構造が結構特徴的です。

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中はこういう構造になっていて、モーグルエアーとほぼ同じものが内蔵されています。

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ここで、代表的な折れない系シャープペンシルのおさらいをしておきます。

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上から

  • ぺんてる オレンズネロ
  • ぺんてる オレンズ
  • プラチナ オレーヌ+
  • プラチナ プレスマン
  • プラチナ プロユース171 0.5
  • ゼブラ デルガード タイプER
  • パイロット ドクターグリップ エース

オレンズネロやオレンズは芯を出さずに書くタイプでこの方式は基本的に折れません。

プラチナのオレーヌ+、プレスマン、プロユース171は全て芯がひっこむ系です。ある程度の筆圧が掛かったら軸方向に芯が引っ込みます。この方式は単純に芯だけがひっこむだけなので、斜め方向の力にはあまり能力を発揮しません。ただ、プロユース171は早めに動作するのである程度効きがいいです。

デルガードはある程度の筆圧が掛かると口金ユニットが飛び出してきて、芯を守ります。斜め方向の筆圧にも有効なのでかなり折れにくいのが特徴です。

ドクターグリップ エースのアクティブサスペンションは筆圧がかかると芯がひっこむのでひっこむ系の一種ですが、斜め方向の力を逃すように口金ユニットがしなります。究極の折れにくさという点ではデルガードよりも少し能力が落ちる感じですが、普通に筆記する限り、折れることはほとんどないと思います。

次に、それぞれが動作する際の筆圧を簡易的に計測してみました。計測は秤にペン先を押し当て、機構が動作するときの重量を読み取ることで行いました。オレンズ系はクッション系ではないので、計測値はありません。

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  • ぺんてる オレンズネロ N.D.
  • ぺんてる オレンズ N.D.
  • プラチナ オレーヌ+ 370 gf
  • プラチナ プレスマン 450 gf
  • プラチナ プロユース171 0.5 270 gf
  • ゼブラ デルガード タイプER 400 gf
  • パイロット ドクターグリップ エース 210 g

この数値から、ドクターグリップ エースのアクティブサスペンションは最も軽い荷重で動作することがわかりました。また、それよりも軽く書いていても、ガイドパイプがしなるように動きます。最初は少し変な感じがしましたが、しばらく筆記していると万年筆に似た独特の柔軟さに似てる気がしてきました。最初にグリップの硬さには理由がるのではないかと書きましたが、その理由がこれです。つまり、ペン先がしなるので、それに加えてグリップまで柔らかくしてしまうと、正確な筆記に影響が出過ぎると考えたのではないかと思います。アクティブサスペンション機能はしなやかに動作するので違和感は少ないです。

使っていて少しだけ気になったのが、書き初めに少しだけ急にペン先がズレるような挙動があるのが気になりました。下の写真の矢印部分は筆圧が軽い場合にはペンの内側の先端に接しています。金属と樹脂が接したままズレるわけですから、高い静止摩擦係数から低い動摩擦係数に移行する際にガクッとした挙動をするのではないかと考えました。できるだけ滑らかに動き出すようにフッ素グリースを塗布したところ、そのような挙動が軽微にな理ました。

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私は製図用シャープペンシルのような変わった機能のないようなリジッドな構造のシャープペンシルが好きです。なので、モーグルエアーにはそれほど魅力を感じませんでしたし、使ってみてもピンと来ませんでした。その延長線上にあるドクターグリップ エースも同様にあまり魅力を感じていませんでした。しかしながら、独特のしなやかなペン先、しなやかな書き味は気に入りました。

 

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