去年の秋ごろに発売されて、気になっていたんだけど、今日まで買わなかった本。
Pythonに関しては1,2年前から興味を持ち始めたが、元々プログラミングをそれほど知っているわけではなく、長くそういうことをやっていなかったので、なかなか頭に入ってこなかった。いろんな本をつまみ読みしつつ、その世界観が何となくわかりはじめたのが、ここ数か月。もうちょっと時間かければ何とかなるかなという感触は得始めている。
なので、この本が発売された当初は内容がちょっと難しそうに感じた。
今はP25のリスト1-5のような簡単なプログラムは何をしようとしているかがわかる。
いわゆる入門書は何冊か買って手元にある。例えば、「入門Python3」のような分厚い入門書でもnumpyやscipy, pandas、matplotlibなどは軽く触れられているだけだ。「Pythonによるデータ分析入門」等になると詳しいが、やはりちょっと取っつきにくい。
「科学技術計算のためのPython入門」はプログラムの経験がない、あるいは、Pythonを全く使ったことがない人が読む本ではないと思うが、Pythonの入門書は何となく読んでいて、なおかつPythonを使って計算したい人にはいい本のような気がする。numpyやscipy, pandas、matplotlibのことがコンパクトによくまとまっているので、手元に置いておくと何かと便利かも。
もっとも、まだ目次と全体をめくってみただけだが。
科学技術計算のためのPython入門 ――開発基礎、必須ライブラリ、高速化
- 作者: 中久喜健司
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/09/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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