デジカメWatch パナソニック、マイクロフォーサーズ準拠モデル第3弾「DMC-GF1」

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噂通りGF1が発表された。
好みはあるだろうがE-P1よりもGF1の方が普通っぽくて好きだ。このデザインだと標準ズームレンズを付けてもそれほどバランスが悪く感じない。ブラックに単焦点を付けたスタイルはなかなかかっこいい。
背面液晶がE-P1の23万画素から46万画素に増えているのもいい。多少軽いのは手ぶれ補正がボディ内じゃないからだろうか。
また、電子ビューファインダーを最初から準備してきたのはえらい。ただし、GF1などで採用された144万画素タイプではなく20.2万画素と平凡なスペックなのは残念だ。これは画素数だけで言えば、DiMAGE A1の電子ビューファインダー以下なのだ。E-P1発売時に電子ビューファインダーを準備しなかったのは、満足のいく画質のものがないからだという説明があったのを思い出したが、おそらく外付けタイプでコレ以上のスペックのものが存在しないということなのだろう。
この手のカメラが完成度の高いシンプルさを身につけるにはもう少し時間がかかりそうだ。
小さいカメラは素直に撮像素子の小さなコンパクトカメラがいいのかもしれないとも思えてきた。その方が望遠や接写、携帯性など多くのメリットが出てくるからだ。
いろいろ考えるとリコーがGRD3を今の形で出してきたのは賢明な選択だったのだと思う。少なくとも今のマイクロフォーサーズのような中途半端な感じはGRDには似合わない。

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