Flickr、Dropboxのような自動バックアップや画像認識検索などの大規模アップデート - ITmedia ニュース
Flickrを使い始めてもう6年が経過した。Proアカウントの無制限アップロードが魅力的でずっと使い続けている。それほどこまめにアップロードしてるわけじゃないけど、現在、6万枚ほどアップロードしている。
使い始めた当初から決して使いやすいユーザーインターフェースではなかったが、少しずつ改良を重ね(といっても、大幅なアップデートが始まったのは最近だけど)、わりと使いやすくなった。今回のアップデートでおもしろいのは、Magic View。「animal: bird, cat, dog...」と勝手にいろいろ分類して表示されるモードだ。その他は建築物、食べ物、景色、人、植物など、いろんな分類が揃っている。分類はタグでなされているだけなので、間違いを訂正したり付け加えたければ、タグを消したり書き足したりすればオッケーだ。ハズレもあるけど、わりと精度よく分類がなされている。顔認識して、タグ付けできるようになると、実用度がグンと増すんだけどなぁ。
FlickrアップローダーをPCにインストールしておけば、自動的に写真をアップロードすることもできる。RAWに対応してくれれば最高なんだけどなぁ。
ちなみに、Flickrの純正iOSアプリは日本では使えないんだけど、FlickStackrというアプリをインストールしておけば、iPhoneの写真を自動でFlickrにアップロードしてくれるのでオススメ。
割と便利だと感じたのは、フォトストリーム表示でPublic ViewやFriend Viewが選べるようになったことだ。これまではフォトストリーム表示すると全ての写真が表示されてしまい、他人にどんな感じで写真が公開されているのかを確認することが出来なかった。自分は主にChromeを使っているので、時々ExplorerでFlickrにログインせずにPublic Viewを確認していた。
現在、Flickrでは容量無制限のプランはなくなったが(旧来のユーザーは無制限)、無料で1TB使える。これがどのくらいの容量なのかというと、6万枚アップロードしている自分が消費している容量が0.22TB。普通の使い方ならほぼ一生分の写真が保存できそうな容量だと思う。Proアカウントじゃなくてもいいかなと思ったりもするけど、年間使用料金が24.95ドルなので、大した負担ではない。ちなみに現在のプランはAd Freeが49.99ドル(広告が表示されなくなるだけ)、Doublrプランがバカ高くて499.99ドル。正直、値段設定の意味がよくわからない。
Flickrはフォトストレージとして十分使えるんだけど、世界中のいろんな人の写真を見ることができるのも楽しみのひとつだ。