ITmedia トコトン遊べる防水デジカメ——ペンタックス「Optio W60」

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雨の日や水辺で撮影することもあるだろうから、防水性能をデジカメの一つの性能としてとらえても悪くはないと思う。
しかし、ペンタックスのこの手の機種のユーザーインターフェースはちょっと子供っぽすぎると思う。狙いはわかるんだけど、もうちょっと違うデザインがあるような気がする。

デジカメWatch リコー、3型液晶や電子水準器を搭載した「R10」

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R8のマイナーバージョンアップ的機種だと思う。R8と比べてデザインはよくなったとも悪くなったとも言える。微妙なところだ。R8のツルンとした印象を与えるグリップはあまり好きじゃなかったので、よくなったことにしておこう。グリップの実用性はR10の方が上がっているように思う。
会社でR6を使っているけど、大きさや使い勝手はまぁまぁいい。ただ、R6は動作がギコギコうるさいし室内のフラッシュ撮影がF30と比べるとハズれることが多いような気がする。ちょっと無理をすると画像にノイズが乗ってくる。ノイズが必ずしも悪いとは思わないが、明暗差等の処理がまずいとノイズだけが目立ってしまう気がするのだ。こういうのはバランスの問題で、元々コンパクトカメラに絶対的な画質は求めていない。印刷したときに写真っぽく見えるかどうかが大切だと思う。フラッシュ撮影としては結構無理なやり方をやっているんだけど、それでもF30等は感度を上げて無難にまとめてくれる。
ただ、R6の接写能力は素直にすごい。広角端とはいえ1cmまで近づけるというのは想像以上にインパクトがある。普通の撮影でそこまで必要かどうかは微妙だが、仕事で使う場合は便利。
ちょっと気になるのはグリップ真上にフラッシュがある点だ。R6の場合だけど、慣れないとグリップしたその手のひらでフラッシュ光を妨げてしまう場合がある。こういうデザインのカメラの場合、気をつけた方がいい。
R10はR6の3世代後の機種となるのでだいぶ完成度が高まっているだろう。フルオート機としてどこまで性能が上がっているかがポイントだと思う。

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