昨日、クルトガメタルのエンジンの周りが重いんじゃないかと書きました。
評価しようと意識して書くと、どうしてもちょっと不自然な筆圧や運筆になってしまいます。
通常モードで書くために、YouTubeとかで見つけた計算問題を何問か解いてみました。
例えばこういう問題です。
私はこういう計算問題を解いたりするときには比較的筆圧が高めになっていることがあります。
そして芯を観察してみるとこんな感じになっていました。
しっかりクルトガってるようです。
あと、エンジンの動きを観察してみると、買ってすぐよりもやはり動きが少し軽くなっているような気がします。エンジンを稼働させることで部品の当たりが出たり、無駄なオイルが駆動部から排除されたりするのかもしれません。
話はちょっと変わって、ニブダンパーについてです。
何度もこのブログにも書いているように、私はクルトガの回転部分にはグリスを塗布して使っています。クルトガメタルのニブダンパーはまさにこれと同じことをしています。ただし、クルトガメタルは設計段階からメカニズムにダンパー機能を入れることを考えて作られているので、精度が非常に高いようです。ペン先を紙面に押し付けると、クルトガエンジンの動きを感じることができますが、通常筆記時にはほとんど感じることができません。
人の感覚は非常に繊細ですが、非常に適当でもあると感じます。クルトガの場合も、動きそのものを感じているというよりも、モノとモノが衝突する時のショックや微細な音が加わることで明確な動きを感じているんだと思います。動きを極小化すると同時に、余計なノイズを取り除くこともまた同様に重要ってことなんだと思います。
ニブダンパーは精度を上げるだけの単純な仕組みではなく、人間の感覚を騙すトリックなんです。もしこのことにエンジニアが気づいて設計したのなら、大したものです。