クルトガダイブの間欠歯車とクルトガエンジンのギア比的なものを求めてみた

クルトガダイブには大きく2つの気になる点があります。

ひとつ目は、何画筆記すると芯を繰り出すアクションが生じるのか。

ふたつ目は、ガイドパイプが引っ込む挙動の詳細はどうなっているのか。

ふたつ目に関しては、前回少し書きました。ただし、ふたつ目に関してはもう少し詳しく見ておく必要があると考えています。

今回はまずひとつ目の疑問の答えを導き出します。

ちゃんとしたイラストを書こうと思えば思うほど、意味不明になってきて、これは動画じゃないと説明が難しいと思って、諦めました。

とりあえず下の図を載せておきます。これだけではなんのことかわからないかもしれませんが、文具王の動画をよく理解してから、想像力を120%働かせて見れば、言いたいことが伝わると思います。

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上の40というのは一番左のギアの部分に書くべきかな

予備知識がない場合、これを理解するためには文具王のクルトガダイブ解説を1、2、3と全部見ないとちょっと理解が難しいかもしれません。特に、下の動画の25分前後の議論をしっかり見ておいてください。

理解するのがめんどくさい人は最後の赤字の部分に答えが書いてありますから、そこだけ見て、ふふん、そんなもんかと思ってもらえれば十分です。

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この動画では450ストロークくらいで間欠歯車が一回転していると解説していましたが、図形的に考えるときちんとした数字が求まります。

クルトがエンジンはギアが片側に寄ると歯車が半ピッチ分だけ進みます。そして元に戻る時、ちょうど1ピッチ歯車が進みます。クルトガダイブのクルトがエンジンの歯車数は40のようです。となると、片側分でクルトガエンジンが回る量は円周を1とすると、1/80ということになります。

クルトガダイブには間欠歯車が実装されており、歯数は22です。もう片方のクルトガエンジンに連動する歯車には実は歯車が1個しかありません。

上の図は歯車の円周を直線に引き伸ばしたもので、スタート地点を意味しています。ここでクルトガエンジンが1回往復運動すると1/40だけ歯車が進みます。この時点では間欠歯車にはなんの影響もありません。2往復目になると行きの際に間欠歯車に衝突し、少しだけ間欠歯車を回転させます。その後、帰りのアクションで半ピッチ分進んだところでクルトガエンジンは止まります(ここに気がつけるかどうかがポイント。下にある朝のメモはそこに気がついてなくて、ちょっとモヤモヤしてる)。

さて、ちょっと進ませると書きましたが、具体的に計算してみると4/80 - 1/22を計算すればいいことが図よりわかります。つまり、1/220です。クルトガエンジンの2ストローク分で1/220進むわけですから、1ストローク分に換算すると1/440ということになります。つまり、クルトガダイブの間欠歯車はクルトガ440ストローク分で1回転することになります。

440ストロークでクルトガは11回転してるわけですから、ギア比は1:11です。

ちなみに、朝イチ、起きたばかりの時のメモはこれです。こんなことを朝からしてるので、だいぶ変かも。汗

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