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単焦点レンズで、画角を知る

正月早々DA21を入手し、ここ数日、DA21だけを使って撮影してきた。じっくりと腰を落ち着けて写真を撮っている、というところまでは行かないが、気まぐれ日曜カメラマンなのでこんなもんだろう。
最初はちょっと戸惑いがあった焦点距離だったが、慣れてくると意外と取り扱いやすい焦点距離だと思う。広角に関しては初めてではなく、以前FM3AAi Nikkor 28mm f/2.8Sを装着して撮影していたし、DiMAGE A1も広角端は28mmだった。そういう意味で、慣れるまでにそれほど多くの時間は必要なかった。
換算31mmというのは、肉眼の感覚よりも広く写るので、だいたい目の前の被写体が写真に収まる。
単焦点で撮影するとき大切なのは、今付けているレンズの画角を意識して被写体を見ることだ。ズームレンズの場合、適当な被写体を見つけたら、なんとなくファインダーを覗き、適当な大きさで被写体が収まるように焦点距離をいじることが多い。自分もそうやってしまう。でも、それはちょっと違うかなと思う。焦点距離をいじると被写体の大きさが変わるわけだが、それはすなわち画角を変えているからだ。むしろ、「画角を変えたから被写体が画面を占める割合が変化する」といったほうが正しい。写真の構成は被写体だけで成り立っているわけではなく、被写体とその周りの関係で成り立っている。なのでファインダーを覗いてから、焦点距離をいじっているようでは、もうそれは写真を撮っているわけではなく、撮らされているに過ぎない。厳密に言えば、28mmで35mmの写真は撮れないのだ。
偉そうなことを書いているけれど、自分がそれをマスターできているわけではない。
ただ、DA35MacroとDA21という2本の単焦点レンズを使い分けることで、そんなことを考えたというお話。
ズームレンズは便利だし、それを否定するつもりはない。というか、自分も使っている。でも、写真の構図とはどういうことなのかを知るためには焦点距離の違う単焦点レンズを使ってみると理解の手助けになるような気がする。
あるいはズームレンズをズームレンズとして使わないというのでもいいだろう。家を出る前にズームリングをテープで固定してしまえば、簡易単焦点レンズのできあがり。

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