そろそろGR IVが出るのではないかと噂されていましたが、なんと焦点距離40 mm(35 mm換算)のGR IIIxが発売されます。
最近はあまり写真を撮り歩くことはしていませんが、GRはお気に入りの一台です。下の写真は愛用の初代GR(APS-C)です。
モノクロフィルムで撮影していた時は、FM3Aに標準のパンケーキレンズ Ai Nikkor 45 mmをつけっぱなしで良く使っていました。
これですね。私のはブラックです。運が良くないと新品はもう手に入らないと思いますが、今でも程度の良い中古は定価と大差ない価格で売られています。
50mmはいわゆる標準レンズですが、それより少し焦点距離の短い45mmはお気に入りでした。少し離れて絞り画角を少し工夫するとパンフォーカスの広角っぽくも撮れますし、少し寄ると被写体の部分を切り取ることができます。
広角に目が慣れてしまうと、少し距離を取らないと狭いかなって気もするんですが、スナップ写真を撮りながら散歩すると、目で見た範囲がちょうど撮れるのが40mm前後かなという気がします。
GR IIIxのレンズはかなり出来がいいようなので、ちょっと標準域でチャレンジしてみようと思う人はおもしろいと思います。
広角や倍率の高いズームレンズってのはカメラにあまり詳しくない人でも、わかりやすいんですね。見た目より広く写ったり、遠くのものが近くにあるかのように撮れますから。標準域は見た目のインパクトはありません。え?なんで普通にしか撮れないのにこんなに高いの??ってなりかねません。そこをあえて出してくるのがGRですね。カメラ好きなら、あぁ、GR、やってくれたな・・・ってなるんじゃないですかねぇ・・・
久々に欲しいと思うカメラが出てきました。