神明市の達磨(再)

昨日から暇さえあればLightroomを触っている。Lightroomの処理はすべて可逆性を有しているので、どんなことをしても元の絵に戻せるし、操作を何度繰り返してもデータは劣化しない(無理な操作が許容されるという意味ではない)。一枚の写真にじっくり向き合えるような気がして、楽しい。
こんなことならば早めにパソコンを買い換えて、Lightroomを導入しておけばよかった。カメラとこのソフトがあればかなり暇つぶしができる。酒も飲まない、タバコも吸わない、博打もしなければ、ゴルフもしない。このくらいの楽しみはあってもいいだろう。
Silkypixも検討したけれど、写真を整理して、現像して、活用するという一連のワークフローがLightroomの方が洗練されているように思った。また、Lightroomはレンズの収差補正ができる点もポイントだった。さらに、Flickrなどへのアップロード及び管理が簡単にできるのも便利だ。
PENTAX標準のPDCU4はデフォルトの仕上げパラメーターが再現できるので、今後も使うだろう。
これから撮影はすべてRAWでしようと思うくらい、RAWに対するイメージが変わった。レタッチしてもっとこだわった写真に仕上げたければ、Photoshopが必要だと思うけど、撮影して出力するだけならLightroomでもかなりのところまで追い込むことができるのではないかと思う。いろいろ組み合わせて工夫しながら写真を仕上げていくのも楽しいが、Lightroomが一本あれば基本的には事足りるのではないかと思わせられる。Lightroomにはそのくらいのポテンシャルがあるように感じる。
これから少しずつRAWの魅力も伝えていけたらと思っている。
ところで、先日載せた神明市の達磨の写真だが、実は少し気に入っていなかったのだ。というのも、手前のシャドウを持ち上げたせいで全体的に鮮明度がなくなったような感じになってしまっていたからだ。
そこでLightroomで現像しなおしてみた。カメラが決めた設定より色温度を少し高めにしてほのぼのした感じに仕上げた。そのせいで少し空の色がくすんでしまったのがまだちょっと気になっているんだけど。

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