さっき広島駅前のベスト電器B・BでX10を触ってきた。
手に持った感じはずっしりとしており、手にしっくり収まる感じだ。PENTAX Qなどはちょっと小さすぎて手が余る感じだが、X10はベストフィットだ。グリップや表面の仕上げなども悪くなかった。
電源は手動ズームリングを望遠側に少し回転させることで行うようだ。少し回転させると電源が入り、広角端でなんとなく手応えが変わる感じだ。
絞り優先時の絞り操作もダイアルでダイレクトに操作可能だ。ただ、露出補正ダイアルはちょっと固めで、片手で操作しにくいと感じた。NikonのFM3Aなどは誤動作をなくすため、ボタンを押さないと露出補正ダイアルが回転しないように設計してあるくらいなので、少し固めにしてあるのには一理あるとは思う。ちなみにX10の露出補正ダイアルにはロックはない。
光学ファインダーは可も無く不可も無く。当然視度補正はある。メガネを掛けているからか、少し斜め気味に覗くと周囲の像が流れやすいと感じた。ただ、手動のズームリングと連動して光学ファインダーの倍率が変わるのはなかなか良い。視野率は約85%で、広角時にはレンズが写りこむ。でもまぁ、こんなもんだろう。デジタルならトリミングも簡単にできるしそれほど神経質になる必要はないだろう。
ピントは早くよく合うと感じた。
シャッターを押すと、チッ!という小気味良い音がした。
フィルムシミュレーションモードはメニューをたどって行かなくては変更ができず、サクサク変えるのはちょっと面倒だと感じた。もしかしたら、何らかのショートカット操作があるのかもしれない。
このカメラなら壊れるまで飽きることなく使えると思う。
FUJIFILM デジタルカメラ X10 光学4倍 F FX-X10
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2011/10/22
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