iPhone 14 Proを購入しました。多分、来るのは1週間から10日後くらいです。
いうまでもなく、iPhoneを持っていないことはほぼなくて、生活する上のツールとして欠かせないものです。大したことはしないので、今使っているiPhone 7でも基本性能に不満はありません。
今回、iPhone 14 Proを購入したのは、コンパクトデジカメとして使うのが主な理由です。
ところで、現在使っているiPhone 7のカメラの基本性能はF1.8・28㎜相当です。画角とレンズの明るさは手持ちのGRと全く同じ性能です。
まず、両者の写真を比べてみます。
画素数はiPhone 7が1200万画素、GRが1600万画素です。
撮影後、標準アプリの写真でオートレタッチをした後、ホワイトバランスをトラックパッドの部分で取り直しています。
画像が小さくてわかりにくいですが、この比較で言いたいことはiPhone 14も記録用のカメラとしてはなんら問題がないということです。
拡大しないとわかりませんが、GRの方が撮像素子が大きい分、ボケや色味に深みがある感じがします。iPhone 7の写真はどちらかというとフラットな印象で味がありませんが、記録という意味ではGRよりも実物に忠実です。
ブログで使う文房具の写真も多くはiPhone 7で撮影しています。
撮影後、標準写真アプリでちょっとレタッチすると普通にブログ素材として使えます。被写界深度が深く、フラットな描写がむしろ使いやすいです。
ブログの素材撮影に時間をかけたくないので、いつもこのような画像ですが、私としては目的を果たしています。照明に凝ればもう少しいい素材になると思いますが、なかなかそこまでできていません。
iPhone 7にはマクロ機能も光学ズームもないので、細部を撮ろうと思うとデジタルズームを使うことになります。もちろん、引きで撮った後にクロップする手もありますが、私はクロップする手間を省きたいのでiPhoneでもGRでもデジタルズームを多用します。
写真はこんな感じです。
このくらいならなんとか見れますが、なんとなく解像感が失われているのを感じます。もう少し拡大した写真にすると縮小画像でも明らかにデジタルズーム感が感じられるようになります。
かなり拡大した絵が欲しい時にはルーペを使ったり、K-7にDA 35 Macro Limitedを取り付けた一眼レフを持ち出すこともあります。しかしながら、ルーペの場合、撮影が難しい場合もありますし、一眼レフの場合、いちいちカードリーダーでデータを読み込んだりするのも面倒ですし、被写界深度が浅くなりがちなので、撮影にちょっと工夫が必要になってきます。
撮影からレタッチ、ブログへの画像の貼り付けが非常にスムーズにできるのが、iPhoneを使うメリットです。
最初にも書きましたが、Phone 14 Proはコンパクトカメラとして使おうと思っています。ブログの素材撮影はもちろんのこと、最近はめっきり撮らなくなったスナップ写真などもiPhoneで撮ってみようと思っています。夜空もそこそこ写るらしいので、お遊びで星空の撮影などにも少しチャレンジしてみたいです。
アップルの公式サイトによると、iPhone 14 Proのカメラの構成は以下の通りです。
48MPメイン:24mm、ƒ/1.78絞り値、第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正、7枚構成のレンズ、100% Focus Pixels
12MP超広角:13mm、ƒ/2.2絞り値と120°視野角、6枚構成のレンズ、100% Focus Pixels
12MPの2倍望遠(クアッドピクセルセンサーを活用):48mm、ƒ/1.78絞り値、第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正、7枚構成のレンズ、100% Focus Pixels
12MPの3倍望遠:77mm、ƒ/2.8絞り値、光学式手ぶれ補正、6枚構成のレンズ
難しいことはさておき、まず、標準的な画角として、13 mm、24 mm、48 mm、77 mmが得られます。これにデジタルズームを組み合わせると最大15倍つまり360 mm(24x15=360)相当が得られます。メインカメラの撮像素子は1インチにかなり近いサイズで画質もいいらしいです。将来的には全ての撮像素子が1インチ程度になり、より高倍率の光学望遠レンズが実装されてくるのかもしれません。
時代の流れから考えるとスマホは電話というイメージがあり、電話になんでゴテゴテしたカメラが必要なんだと感じることもあります。しかし、考えてみると、今やスマホは電話というよりも情報端末であり、入力デバイスです。その中でもカメラは特に重要です。逆にスマホにカメラがなければ、活用できるシーンがかなり狭まるであろうことは容易に想像できます。カメラ性能が高いに越したことはありません。