今のシャーボの組み合わせは以下の通り。
I : 0.5 mmシャープ
II : 0.5 mmゲル JSB-0.5 黒
III : 0.5 mmゲル JSB-0.5 赤
今回は黒、赤、それぞれ油性の1mmとエマルジョンの0.7 mmを揃えてみました。
黒で書き心地をチェックしてみます。
エマルジョンの0.7 mmは新油性といった感じで、滑らかで濃い筆跡が特徴です。エマルジョンインクは時々糸を引くのが気になります。
ゲルは一番筆跡がくっきりしてキレイです。ゲルの欠点は少しだけ筆圧が必要なこと。力を抜くとインクが出にくいです。ただし、通常筆記程度の筆圧をしっかりかければ最も書きやすいと感じるでしょう。最大の欠点は筆記距離がチョー短いこと。
油性の1 mmはいわゆる旧油性の筆跡ですが、同じ油性の0.7 mmと比較すると滑らかです。滑らかさだけでいえば、エマルジョンより滑らかかもしれません。価格が半額の80円で1.0 mmでも筆記距離が370 mと比較的長いのでコスパは高いです。0.4 mmは100円で筆記距離が520 m。0.5 mmは筆記距離が660 mと最大の筆記距離となり、価格も80円なのでもっともコスパの高いリフィルとなります。
ちなみにゲルの0.7 mmは筆記距離が60 mです。それぞれメートルあたりの単価を計算すると、ゲルが2.67 yen/m、油性0.5 mmが0.19 yen/m。実に14倍も単価が異なります。