無料で文献データベース2

JabRefでだいたいデータベースの作成が終わったので、早速TeXで文献参照をしてみた。
いろいろ設定があるようだが、まずは一番シンプルな状態で参考文献が入るかチェックした。あちこち調べたが、結局は引用する前の行に
\bibliographystyle{unsrt} %引用する命令
スタイルを指定するコマンドを入れて参考文献リストを入れたい部分(通常は文章の一番最後が多いかな)に
\bibliography{bunken.bib} %参考文献の指定
こういうコマンドを入れるだけだ。
スタイルのunsrtの部分は引用のスタイルを指定していて、いくつか種類がある。
後は引用箇所に
\cite{Bibtexkey}
と入れるだけだ。Bibtexkeyの部分は各文献固有のキーである。
後はコンパイルすると、自動でリストが作成される。
たったこれだけのことで、文献リストの作成が自動で実行されるのだから、軽いカルチャーショックだ。この方法は文献リスト付きの文書を作成する場合にかなり強力な武器になると思う。
JabRefによる文献管理とBibTeXによる自動文献リスト生成とポチポチと手打ちでリファレンスを入れる作業は、有田焼と縄文式土器くらいの違いがあると思った。
この作業をやり始めてから、論文を読むということ事態の質が変化してきたように思う。
まだ、文献データベースとその引用に関しては、調べることがあるが、今度はWinTpicというソフトにチャレンジしている。これは数式などが非常にきれいに入るドローソフト(フリーウェア)であり、TeXと非常に相性がいい(というかTeX用みたいなもんか?)。このソフトがあれば、TeX文書に自由にお絵かきを貼り付けることができる。いろいろ方法は考えられるようだが、描いた絵をTeX形式で保存し、TeX文書に\input{ファイル名}というコマンドを書き込む方法が一番シンプルだと思った。
この方法は
pLaTeX に関する覚え書き
を参考にした。

このくらいできるようになると、もはやWordの出番はなくなったといえる。

  • -

やってみると知らない便利世界があるもんだなぁとつくづく思った。
ただ問題は、TeXを導入したり、便利機能を付け足すにはそれなりに知っておくべきことがいくつかあることである。やってみれば大したことではないのだが、概念すらない状態だと、どういうことなのか理解しなきゃいけないということの連続なので非常に疲れる。

  • -

ちなみに、TeXの導入は
ワープロユーザーのためのLaTeX入門
が非常に参考になった。このサイトに書いてあることを最初から順番に丁寧に実行すればド素人の自分でも大した理解をせずに導入できた。また、ウェブを検索したりしながら導入作業をしていると、LaTeXなるものがどういう構造のものかはなんとなくわかってくる。
自分は使う側なので、このなんとなくわかることが大切なのだ。なんとなく自分なりにわかってしまえば、目的の8割は達成したといえる。
後は、適宜、ぐぐってみてください。