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高校数学でわかる 光とレンズ(講談社ブルーバックス)

今日(正確には昨日)、書店をぶらぶらしていたらおもしろそうな本が目に入った。「高校数学でわかる 光とレンズ」(講談社ブルーバックス)。

写真を撮る人なら、絞りとか被写界深度なんて言葉を聞いたことがあるかもしれない。光が通る道を絞ると光の量が減るのはわかるけど、ピントが合う範囲が広くなるなんていうのは直観的にはちょっと理解しにくい。解像度が悪くなるのは何となくそんな気がする。また、ルーペで拡大観察できるのは経験的に子供でも知っていることだけど、なんで大きく見えるの?と問われると、簡単かつ正確に答えるのは難しい。

今はインターネットで調べれば、ある程度のことは知識として知ることはできるが、たいていはわかっている人がわかるようにしか書いていない場合が多い。なぜなら、わかってない人に理解してもらうように書くのはそう簡単にできることではないからだ。

この本で取り扱う内容はいわゆる光学という学問領域の知識だ。わざわざ専門書を読もうとは思わないけど、もう少しちゃんと理解しておきたいなとは時々思い出したように思うことがあった。そんな感じの人にちょうどよさそうなのがこの本だと思う。高校レベルの三角関数、行列、微分積分などの知識が使いながら、レンズに関する諸現象を説明するというスタイルで書かれている。

数学なんて社会に出てからはなんの役にも立たないなんていう人がいるが、こういう本を読むと数学が実社会でどのように役立てられているのかがよくわかる。むしろ、数学がわからないと理解できない概念は多い。科学的な知識は数学によって表現されることが多いので、数学なしでそういう概念を理解するのは結構難しい。あるいは現象を理解するために数学を利用しているともいえる。

ブルーバックスでは「高校数学でわかる」(著者 竹内淳)がシリーズになっていて、改めてチェックすると興味深い内容が多い。

 

 

 

高校数学でわかる流体力学 (ブルーバックス)

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高校数学でわかるシュレディンガー方程式―量子力学を学びたい人、ほんとうに理解したい人へ (ブルーバックス)
 

 

 

高校数学でわかる相対性理論 (ブルーバックス)

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