横木安良夫のSNAPSHOTという本を読んだ。著者のブログをよく見ているのだが、そこで紹介されていたからだ。スナップするときの参考にならないかなぁなんて期待もあったのだが、文章は大上段に構えていて結構お固い話が多いように感じた。でも、人物のスナップをしたことがある人ならなんとなく感じていたことを文章で改めて読めたので参考にはなった。
最近はあまり人を撮らなくなったが、色んな意味で人を撮るってのは結構難しい。撮らせてくださいと頼んで断られたことはあるが、幸いトラブルになったことはない。まぁ、トラブルになるような過激な撮り方をしていないからだろう。未だに人を撮るときには場合によってはドキドキする。雰囲気によってはポケットからカメラを出すことすらできないこともある。
森山大道が新宿の繁華街をバシバシ撮っている姿を収めたDVDを持っているのだが、その撮影方法は見事としかいいようがない。でも、あのスタイルだったらヤバいこともあったんじゃないかなとは思う。
まぁ、何をどう撮り、それをどう見せるかは人それぞれなので好きなようにやればいいと思う。
おれは日常をただ淡々と撮りたいだけなので、極力トラブルにならないように撮影したいと思っている。
- 作者: 横木安良夫
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2008/05/10
- メディア: 文庫
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