勝間和代の「読書進化論」にフォトリーディングという言葉が頻繁に出てきて気になっていた。書店を眺めると「あなたも今までの10倍速く本が読める」なんて本があり、その表紙にフォトリーディングという言葉が見えたので、買って読んでみた。読めばすぐにフォトリーディングができるという類いの本ではない。
フォトリーディングというものができるという感覚はわからないが、本を概略から把握して行くという手法は普通に実践している方法だ。勉強にしろなんにしろ、自分は複数回目を通すことで理解していく方法を採っている。時々参考書等を頭からじっくり一回だけ読んで、「ハイ、オワッタ」なんて人がいるが、そういう方法は基本的に信用できない。俯瞰する感覚で8割を理解するような気持ちで緩急をつけて読まないと理解はなかなか深くならないように思うのだ。
この本で推奨する方法も自分がやってきたことに類似のことだと思った。ただし、フォトリーディングという部分はまだ感覚として理解できない。独学でどの辺まで達成できるものかわからないが、ちょっと興味がある。
- 作者: ポール・R・シーリィ,神田昌典
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- 作者: 神田昌典,フォトリーディング公認インストラクターズ
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