考えない練習 小池龍之介

テレビで見かけておもしろい書名だと思ったので本屋に行って買ってみた。一気に読める気軽な文章だけど、奥が深いので何度か読んでみよう。
考えない練習というよりも、気の持ちようを解説した本だと思った。そうかなぁと思う部分もあったが、かなり参考になることが書かれてあった。悲しみや落ち込む心理も根は「怒」であるなんて見方はしたことがなかったので新鮮だった。100%著者がいうように振る舞える気はしないが、できるだけそういう風にしてみようとポジティブな捉え方ができた。
いきなり身にふりかかるネガティブな言葉や、プライドを刺激する言葉には自分も普段気をつけているのだが、無防備なときに限ってそういう言葉が耳にのこるものだ。
この本を読んで、何事にも動じず慈悲に満ちた人生を贈りたいものだ。

考えない練習

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