文具店に行くのは初めてではなかったんですが、ふらっと立ち寄った文具店に気になるペンがあったので買ってきました。
パイロット ザ・ドクターグリップ ブラックアクセント ディープパープル(限定色)です。

ザ・ドクターグリップのブラックアクセントシリーズは12月19日(木)から発売されているザ・ドクターグリップのニューカラーです。

個人的にはマットホワイトがいいなと思いましたが、こちらは定番品なので限定品のディープパープルをとりあえず買ったというわけです。
ドクターグリップシリーズにはいくつかバリエーションがあります。
下に示したのは、上から、ドクターグリップクラシック(30カラーズ)、ザ・ドクターグリップ(ブラックアクセント)、ドクターグリップフルブラックです。

重量は以下の通りです。
クラシック: 24.0 g
ザ・ドクターグリップ: 22.7 g
フルブラック: 20.2 g
また、グリップの一番細い部分の直径は以下の通り。
クラシック: φ11.7 mm
ザ・ドクターグリップ: φ11.9 mm
フルブラック: φ12.0 mm
基本的にはどれも良く似ていて、ブラインドテストでは見分けがつかないくらいです。実際はグリップだけを触っても微妙な質感やバランスの差でわかりますが、良く似ています。
程よい重量感でちょっと太めのラバーグリップという設計は個人的には現代的な設計のシャープペンシルと感じます。
シャープペンシル(ドラフィックス)を使い始めたのは高校の時でした。ちょうどスマッシュが発売された時代です。初代ドクターグリップが生まれたのは1991年ですから、こちらはちょうど大学生になった頃ということになります。大学ではずっとスマッシュの0.9、0.7を使っていました。ドクターグリップの存在はなんとなく知っていましたが、当時は壊れてもいないのに新しいシャープペンシルを買うという発想がありませんでした。
ドラフィックスやスマッシュといういわゆる昔ながらの設計のソリッドなシャープペンシルしか知らなかったので、ラバーの太いグリップや振れば芯が出るようなギミックを実装したペンに興味はなかったと思います。ちなみに、当時は多色ボールペンすら邪道だと思って使っていませんでした。文房具自体にそれほど関心はなかったものの、使う道具へのこだわりはありました。
下の写真は、上から、スマッシュ、ドラフィックス、ザ・ドクターグリップ、グラフペンシル(PG5)、P205です。

ザ・ドクターグリップだけが異質な感じがします。
では、ドクターグリップが使いにくいかというと、そんなことはなくて、使い込むとドクターグリップ以外のペンは使いたくなると思うんじゃないかと思えるくらいの良さがあります。まず第一にグリップ感と太さのバランスがよく、長時間使っていても指の皮膚が痛くなりにくいです。私は一番細くなった部分を握りますが、そこを握れば指の収まりも良く、良い感じです。
ザ・ドクターグリップはフレフレ機能で芯を出す時の音が小さく、また、軸を捻ることでその機能を働かなくすることもできますので、持ち歩きの時に不用意に芯が出ることを避けることができます。ただ、その動きに遊びがあるため、持ち方によっては筆記時に捻れるのを感じることがあります。
グリップの感じはクラシックとザ・ドクターグリップ、フルブラックは良く似ていますが、筆記してみると意外と違いがあります。
クラシックはなんとなく長いペンを使っているような感じがします。実際はザ・ドクターグリップよりも短いので不思議な感じがします。フルブラックは明らかに軽いです。軽快感があるとも言えますが、ドクターグリップ的?には若干軽すぎる印象を受けます。ザ・ドクターグリップは他の二つと比べるとバランスが非常に良いです。おそらく重量配分が適切なんだと思います。手への収まりがよく、筆記時に無駄な力が必要ない感じがします。クラシックの書き心地も嫌いではないですが、ザ・ドクターグリップからはより洗練された新しい設計思想を感じます。