ロットリング フォーインワンの経年変化具合

ロットリングのフォーインワンは毎日使っているわけではないですが、割とよく頻繁に使います。ここ最近はペンケースの中の一軍になっています。

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さて、このフォーインワン、割と表面の塗装が剥がれます。どんな感じで経年変化しているのか紹介します。

まず最初に塗装が剥がれてきたなと思ったのはグリップ周りです。中の真鍮が見えてきています。

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次に、あれっと思ったのが、クリップの先端部分です。

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中から現れたのは銀色の金属。磁性があるので真鍮ではなく、炭素鋼かなんかでしょうか。軸の黒いのは塗装の剥がれではなくて、汚れです。インクかなんかが付着しています。黒じゃない部分は傷です。

ペンの印刷は剥がれると不便そうなので、PPテープで保護しています。2回くらい張り替えました。PPのテープは経年劣化が少ないですし、透明度が高いので、保護していても目立ちません。剥がれない限り、色表示の塗装が剥がれることもありません。

ペンやノック部品の角の塗装が少し剥がれています。

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使うとこんな感じで塗装が剥がれてきますが、そんなに嫌な感じではないです。むしろ愛着がわきます。

フォーインワンはボールペン3色+0.5 mmシャープペンシルが入っている割に細身です。振り子式なので、細く設計することができます。振り子式は使いやすいかというとそうでもないです。ただ、見た目がすっきりしているのはいいです。

適度に重量感があり、低重心気味なので書き心地も悪くありません。

好きなペンのひとつですが、あえて欠点を上げると、ノックカバーが少しずつ飛び出してくる点です。はまりが弱いというより、ペンユニットを戻す際の勢いがありすぎて、少しずつズレるって感じです。中には使わない消しゴムが入っているだけなので、接着してもいいかもしれません。

 

 

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