お気に入りの万年筆のひとつがLAMYサファリです。自宅で落ち着いて書くときにはパイロットのキャップレスを使うことが多いですが、持ち運んで使う頻度が高いのはサファリEFです。調べてみるとちょうど6年前に購入したようです。つや消しの表面は少しツルツルになってきてます。トラブルもなく、まだまだ使えると思います。
そんなLAMYに兄弟ができました。LAMY abcです。
LAMY abcはペリカーノジュニアと同じような立ち位置の子供用の万年筆です。
カラーは赤と青があります。木の軸が特徴的です。グリップは軟質のエラストマーでできています。Safariのように親指と人差し指のところが平らになっています。
ニブはAというタイプで、通常のニブよりもペンポイントに丸みがあり、筆記角度の自由度が高いみたいです。
ニブ自体はSafariと同じ形状ですから、入れ替えることが可能です。
ペリカーノジュニアのAはちょっと太めでしたが、abcのAはSafariのEFよりも細いでした。私のEFは一度ペンクリニックで微調整してもらっていて、そのせいで太くなっている可能性があります。
コンバーターにも対応しています。
Safariと比べてみましょう。
次に、ペリカーノジュニアと比べてみましょう。
同じような大きさです。
ニブはSafariと同じなのでLAMYの鉄ペンの筆記感で、少しだけザラつきがありますが、安定してよく書けます。軸はSafariよりも少し太くて木の感触が柔らかく感じます。
キャップはSafariよりもパチっとしっかり固定できます。
ちなみに、重量はカートリッジインク込みでちょうど14グラムでした。コンバーター+インクが入ったSafariが17.7グラムくらいなので全体的にはちょっと軽いです。ただ、私はSafariはインクをポストして使わないことが多いです。キャップを除いた重量はabcが10.44グラム、Safariが10.18グラムであり、筆記時の重量はほぼ同じです。