出会い

撮影に出るのが遅かったので、平和記念公園までささっと往復してきた。
今日はなぜか多くの人に声を掛けられた。
まずはじめに中国人の親子に写真を撮って欲しいと頼まれた。

次に床屋の前で花の写真を撮っていたら、中からおばちゃんが出てきて話しかけられた。おばちゃんは花の絵を描くのが好きということらしく、花の写真を撮っている自分に興味を持ったらしいのだ。去年から絵画を始めたということだったが、とてもそんなふうには見えず、かなりうまかった。色鉛筆やボールペン、水彩絵の具を組み合わせて描いているということで、その柔らかで精緻な絵にしばらくみとれた。コンテストに応募したら結構いい線行くんじゃないかと思ったので、そう言ったら、とてもそんなことを考えられるレベルじゃないと謙遜していた。自分は絵のことはよくわからないが、かなりうまかったのは間違いない。
「本当に心から感動しないといい絵がかけないのよ」という一言が印象的だった。

夕暮れ時、サクラの花を撮影していたら、ひとりのおじちゃんに声を掛けられた。
「いいカメラ持っとんのぉ」
外見や話し方からして、酔っ払いおやじかと思ったのだが、右手にコンパクトカメラを持っていたので、写真が趣味のおじちゃんだったんだろう。
「高いんじゃろうのぉ、わしも欲しいのぉ」としきりにカメラに興味を持っていた。

今日は不思議と人に話しかけられることが多い日だった。