台風の直撃を免れた広島は昼ごろから時折晴れ間がかいま見える天気だった。
先週、仕事で廿日市市の津田という土地を通り過ぎた。通りにカカシがたくさん置いてあり、おもしろかったので休日を利用してまた行ってみることにした。湯来町にはリアルかかしの里というのがあるらしく、そこにあるカカシと非常によく似ている。
台風が接近したので、町のカカシはほとんどなくなっていたが、たのしい一時となった。
カメラはGR、GM1、XZ-1。全てjpg撮って出し。
適当に車を停め、商店街を撮影していると、遠くから手招きするおばちゃんがいた。自宅の裏にいいものがあるから見に来いという。
指差す先にあるのは天然記念物津田の大カヤ。
その後も、種から芽が出てきたものを持ってきてくれたり、今度来た時にはここに車を停めんさいと教えてくれたり、10月には祭りがあるからと、いろいろ話をしてくれた。
唯一カカシが飾ってあった津保美堂製菓。ここにはテレビの取材がよく来るのか、芸能人の写真やサインがたくさん飾ってあった。
田舎の商売人らしく愛想よく対応してくれた。
二重焼きの金型は特注らしく、普通のものよりちょっと大きめ。一個130円。
帰りにおじさんがまんじゅうを二個くれた。その隣のおばちゃんが「またおじぃさんはもぅ・・・」とちょっと呆れた表情だったが、断るわけにもいかず、いただいておいた。
このカエル、3, 4 cmほどのちびすけなんだけど、いくら撮影しても動じない。草の先でナデナデしてもくすぐったい素振りを示す程度で逃げようとしない。なんとも堂々としたチビガエルだった。
今回はちょっと時間がなかったので、短時間の散歩だったが、また近々、行ってみようと思っている。湯来町のリアルカカシの里も気になる。
続いてはいつもの街のスナップ。