サファリにコンバーターを入れてみた

たまたま立ち寄った文房具店にサファリのコンバーターがあったので、買ってきた。

まずは分解して、カートリッジを外す。

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ペン先を水道水でよく洗い、水気を取る。ペン先の切り割りの部分をキッチンペーパーに軽く押し当てると内部の水は割とよく取れる。

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コンバーターを装着する。コンバーターに突起があるので、それをサファリの切り欠きに合わせる(たぶん)。

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インクを吸引するのだが、内部に残った水がインクに混ざるのが嫌なので、一度目は1/3くらい素早く吸い込んだあと、一度全てインクを捨てて、共洗いした。

インクはパイロットの紺碧。インクは結構たくさん入る。LAMYのカートリッジインクより粘度が低い気がする。

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 実際筆記してみると、粘度が低いぶん、紙への当たり感がダイレクトになった気がする。

サファリのFは自分が持っている万年筆の中では太い部類に入る。ニブはステンレスなので硬いけど、非常に滑らかに筆記できる。また、これはステンレスの特徴なんだと思うけど、割りと雑に筆記しても線幅が安定していて、殴り書きには適している。なので、仕事の時のメモなどにはSAFARIを使うことが多い。

ただ、同じ用途ならカクノのMで十分だと思う。ちなみに、線幅はカクノのMの方が細い。サファリの方が筆記感が滑らかな気がするけど、これは線幅が太いからかもしれない。

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見た目や実用性はクリップがついているサファリの方が上だが、価格の差は4倍だ。筆記感の質という意味ではほとんど実用的な差はない。

最近のお気に入りはサファリだが、初めて買うならカクノで十分だと思う。

サファリを購入したのは2007年の年末なのだが、買ってわりとすぐに使わなくなった。おおよそ7年ごしにその魅力に気がつき始めている。文房具というのはなかなかおもしろいものだなぁ。

ところで、なぜサファリを購入したのが2007年の年末だとわかるのかというと、このブログのおかげだ。ブログ内検索をしたら該当の記事がヒットした。長年ブログをやっているとこういう趣味のログができて、便利といえば便利。


■ - digistill's blog

実は、今、狙っている万年筆があり、近日中に入手するかも。

LAMY【ラミー】 インクコンバーター LZ24(サファリ/アルスター用)

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パイロット 万年筆インキ iroshizuku 紺碧

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